まず髪の毛をブリーチし、メラニン色素を脱色しながら、同時に髪の内部にアルカリ性の染料を浸透させて定着させる、染色力の高いカラーリング法。発色が良く、色の持ちは約2〜3ヶ月前後と比較的長い。シャンプーをしても色が落ちにくく、色味・濃淡も豊富。一般的に「カラー」と呼ばれるのは、このアルカリカラーを指す場合が多い。
ブリーチせずに髪の内部に色素を入れるカラーリング法。アルカリカラーに比べ脱色力・染色力は若干落ちるものの、その分髪に与えるダメージを極力抑えることができる。色持ちの期間は1〜1ヵ月半程度。髪の傷みを気にせずカラーを楽しみたい人にお勧め。
髪のメラニン色素を脱色せずに、染料で髪の外側をコーティングするので、ツヤやサラサラ感がプラスされる。元の髪色がベースになるので、暗い髪に施した場合はニュアンスを加える程度の自然な仕上がり。シャンプーの度に色落ちし、約1ヶ月で元の髪色に戻る。
髪の表面のキューティクルを開き、内部にあるメラニン色素を脱色することで髪を明るい色にすること。効果は永続的で色落ちの心配はないが、時間が経つにつれて退色し、色素が薄くなりがちなので、トリートメントなどのアフターケアを念入りにすることが大切。
ブリーチやヘアカラーを使い、スジ状に取った髪をベースカラーより数トーン明るくすることで、自然な立体感のあるスタイルを作るテクニック。ハイライトを入れた部分が、周りのトーンの暗い髪から浮き立つので、全体的に軽さや動きが出るのがポイント。
ハイライトの逆に、明るくブリーチ、またはカラーリングした髪にスジ状に暗い色を入れるテクニック。髪に自然な影になる部分を作ることで自然な立体感を与え、スタイル全体の印象を落ち着かせることができるの。明るくなりすぎた髪に施術すると特に効果的。
テールコームの柄などの細い棒で、3ミリ幅や7ミリ幅など、薄く縫うように髪をすくい、均一かつ部分的にカラーリングする方法。すくう髪の量によって、ナチュラル加減を微妙に調整することができるので、毛髪の繊細な流れや動きを強調できる。

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