知っているようで知らない?寝グセ攻略法

寝グセ直しといえば、濡らして乾かすだけと思っていませんか?今回は、使える寝グセの直し方や対策をご紹介します!

らしさ・編集部

どうして寝グセができるの?

髪の毛はタンパク質からできています。タンパク質同士を結び付けているのが、主に「水素結合」。
「濡れると結合がきれ、乾くとくっつく」という性質をもっています。
そのため、髪が濡れたまま寝るのはNG。結合が切れているまま、枕に髪の毛を押し付けて寝てしまうと、寝グセをつくる原因になるんです。
寝グセだけでなく、キューティクルが摩擦の力ではがれ落ち髪を傷めることにも。そうならないために乾かしてから寝るよう、気をつけて。

いつもの寝グセ直しにプラス

しっかり乾かしても、就寝中の汗や湿気で寝グセができてしまうことがあります。少しの工夫で、いつもより寝グセ直しがスムーズに。
まず、一番スタンダードな方法は寝グセの部分をたっぷりの水で濡らすこと。ミストやヘアウォーターなどを使うのも有効。ドライヤーの「温風」で伸ばしながら乾かし「冷風」で定着させれば完璧です。
もっと効果的な方法は、蒸しタオル。濡らして軽くしぼったタオルをレンジで温め、髪全体に巻きつけます。タオルが冷めたら、髪を拭くようになでつければOK。
面倒くさい・・・と思わないで、プラスひと手間。せっかくなら、寝グセのない髪で出かけましょう!

朝のスタイリングを楽に

やっぱり朝の寝グセ直しは大変!それなら夜のドライ&ブローをがんばるという手も。実は、意外と有効な寝グセ対策なんです。
シャンプー後のドライは根本から、が基本。髪を上下に分けて、下側→上側の順に。毛先は乾きやすいので風をあてないように注意!手ぐしで毛流れにそって乾かして。
ブローは髪の根元から中間、毛先へ向けてブラシを前へ引き出すように動かします。ミディアム~ロングの人は髪を左右に分けて行うと◎。くり返しブローするよりも、ゆっくり丁寧に。
さらに、枕や枕カバーを摩擦が少ない綿やシルクの滑らかな素材に変えて、髪に負担の少ない環境を作るのもGOOD。

寝グセに悩んでいる方は、ぜひ試してみて。朝のセットを楽に、気持ちのいい一日を過ごしてね☆

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