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| 草木染めというのは、その名前の通り天然の植物で染める事、あるいはそれで染めたものをいいます。植物の葉、幹、樹皮、実、花などを煮てその色素を抽出し、糸や布、紙、皮などを染めていきます。ただほとんどの場合、染め液で染めただけではなかなか色素が安定しないので、みょうばんやアルミニウム、鉄や銅などを溶かした溶液に浸して、媒染剤と色素とを結合させて色を出します。 |
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| 命名は昭和の初期らしいのですが、その歴史は太古の昔。人間って本質的にオシャレなんでしょうか、奇麗な花や草を見ると「この色を身につけたい」と思って、その方法を考えたんですね。だから草木染めはまさに人の文化そのものって感じ。当然、爪や髪も「あの花色にしたい!」と思うから、まずはゴシゴシとこすりつける。これがヘアマニキュアやヘアカラーの始まりではないでしょうか。 |
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| ただし髪については、日本人はついこの前までは「黒髪大好き」がずっと続いていましたから、ツヤやハリ、コシを出すためには植物エキスを使っても、それで髪を染めようとはしていなかったようです。だから彼の地では長〜い歴史(?)を持つ髪の草木染めも、日本ではニューカマー。でも草木染め自体は日本的伝統でずっとやってきたわけですから、「温故知新の素敵なジャパネスク」と言えるかもしれません。 |