髪をキレイにしたいならシャンプーは大切です!

髪を美しくするためには、トリートメント剤よりもシャンプーを替えたほうが、効果が出やすいと力説する下久保さん。シャンプー剤やシャンプーのやり方に対するこだわりと、Of HAIR自由が丘店でシャンプー主任を任されている苦労などを伺いました。

TOPスタイリスト/ヘッドスパ&シャンプー主任 下久保 光輔さん

1.自分の髪を見極め必要なものをチョイス

髪が傷んでいると感じると、トリートメントを替える人は多くいてもシャンプーに着目する人は少ないと残念そうに話してくれた下久保さん。「質のいいシャンプーに替えるだけで、違うんですよ。パーマやカラーリングが当たり前になった現在では、ノンダメージの人はほとんどいません。適当にシャンプーを選んでいては、髪はよくなりませんね」と断言します。統計では、日本人の髪のダメージは右肩上がりになっているそう。それに合わせてシャンプーも進化してきているといいます。「自分の髪質やダメージの状況を見極めて、それを受け入れてケアすることが大切ですね。自分に必要なもの、あったものを探すためには、サロンで話を聞くのも大事なことだと思います。自分に必要なものを知らないと、トラブルの元にもなりかねません」。

2.シャンプーもスタイリング剤の一種

以前に比べ、洗浄力の強いシャンプーというのは時代にそぐわなくなってきています。それは、先ほども触れたようにヘアスタイルの多様化によるダメージの増加が理由です。「髪は地肌とは違い、死んでしまった細胞ですから、自然治癒力は皆無です。ですからしっかりケアしてあげることが大切ですし、ケアを怠ると一切よくなりません」。シャンプーもそのケアの一部として考えることが大切です。「自分がどうなりたいかというイメージをはっきり持ち、どういうツールを使えば理想に近づけるのかを知ってほしいですね。シャンプーもそのツールのひとつですし、スタイリング剤の一種なんですよ」。気分によって使い分けたり、好みの香りのものを選ぶなど、いろいろ取り揃えて気軽に楽しむことができるのも、シャンプーの魅力です。

3.後輩の育成も大事な仕事です

下久保さんも開発に携わっているOfHAIRのシャンプーは、自然の原料にこだわり、環境にもやさしい商品です。「いろいろな年代の方に対応できるように開発しています。天然成分にこだわっているので、人にもとてもやさしいシャンプーなんですよ」。シャンプー主任の下久保さんにとっては、後輩の育成も大事な仕事です。アシスタントの方が受けるシャンプー試験では、下久保さんが試験官。合格がでないとお客様のシャンプーができないため、試験が近づくと、後輩のシャンプー・モデルになることがぐっと増えます。「試験前の一番多い時期で、一日5回くらいシャンプーをされることも!まだ力の加減がうまくできない後輩もいるので、頭皮をこすられすぎて、さすがにヒリヒリすることもありますよ(笑)」。それでも下久保さんのシャンプーに対するこだわりは人一倍です。

スタイリスト プロフィール

お名前

下久保光輔さん

担当

TOPスタイリスト/ヘッドスパ&シャンプー主任

得意なもの

シャンプーに対して強いこだわりと愛情を持つシャンプー主任。OfHAIRで開発・販売されているシャンプー剤の開発にも携わっています。ヘアエステの技術にも定評が。

編集部から

豊富な知識で、シャンプーのプロセスをわかりやすく詳しく教えてくださった下久保さん。「どんな質問でも、きちんと勉強しているので、どんどん相談してください」という言葉が印象的でした。ちなみに、編集スタッフも取材後にヘッドスパを体験したのですが、敏感肌でどうしてもかゆみの残る頭皮が、すっきり快適になって驚き。悩んでいる人にはおすすめです。


※2006年8月8日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税5%の税込価格です。
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