ロッドが38本になったエアウェーブの全プロセスを公開中!
『エアウェーブ』の38本仕様で作る、セレブでしなやかなパーマヘア
従来の『エアウェーブ』では使用可能なロッドが26本まででしたが、パーマデザインの幅を拡げるため、ロッドが38本まで使用可能な『38本チューブ仕様』が新登場しました。
今回は、そんな多本数のロッドを使用してセレブなロングウェーブを提案します。
髪の太さや硬さはふつうですが、直毛でボリュームが出にくい髪質です。また、パーマが取れやすいので、エアウェーブでしっかりしたリッジ感を求めます。
髪質やダメージ具合に応じてパーマ液を選択するのは当然のことですが、その薬剤のパワーを充分に発揮できるシステムにまで考慮することが、今後のお客さま満足につながる秘訣だと思います。パーマのデザイン的要素はワインディングで決まりますが、その計算されたワインディング通りにきちんとカールが形成されるか、あるいは髪にダメージやストレスをできるだけ与えないでパーマをかけることができるかが大きなポイントになるでしょう。さらに、お客さまがホームスタイリングやヘアケアでお悩みにならないように配慮するのもプロとしての使命だと思います。ここでは、それらの機能的な要素を考慮しながら、セレブ感覚のウェーブスタイルを、この『エアウェーブ』で提案したいと思います。
新・形状記憶で話題の第3のパーマ
air wave エアウェーブ
毛髪に負担をかけずに、思い通りのウェーブを創る・・・。そんな理想のパーマをめざし、パーマの仕組みを分子レベルから見直した第3のパーマ。
詳しくはこちら>>
http://www.tb-net.jp/airwave/
テクニックプロセス
1.カウンセリング。各部位における髪のダメージ具合をチェックする。その後、プレカット。
2.前処理。エステシモ ハイコントロールをダメージ部分に塗布する。
3.ワインディング。アウトラインは毛先から根元まで、20mmのロッドで巻く。ネープはだれやすいので毛先から平巻き。
4.ミドルセクションは中間巻きで、毛先まで均一のウェーブを求める。使用ロッドは20mmでフォワードとリバースを交互に巻く。
5.毛先を巻いた後に根元まで巻き込む。ややダウンステムで、縦に巻き納める。
6.ワインディング終了。ミドルセクションとオーバーセクションは23mmのロッドで、フォワードとリバースを交互に巻く。フロントは2本だけ平巻き。
7.1剤塗布。ラバーの跡がつかないようにスティックをさした後に塗布する。
8.このままキャップをして10〜15分間自然放置。
9.テストカール。1剤による還元が促進されているかをチェック。その後、中間水洗。薬剤と水を入れ替えるくらいの感覚でしっかり1剤を流す。
10.クリープ。髪が乾燥しないようにキャップをかぶせてエアウェーブをセット。約50度の温度と水分量を保ちながら、コルテックスが無理のかからない位置に移動するのを促す。
11.チュービング。クリープタイムが終わったら、マシンのエアチューブをロッドに接続する。
12.ガラス化。カバーを降ろしてチューブから空気を吸い込み、CMCをガラス化させてストレスのないコルテックスの位置を記憶させる。
13.クーリング。カバーとファスナーを開放し、髪を常温に戻す。
14.2剤塗布。チューブを外して、7分+7分の2度づけを行う。
15.ロッドアウト。ゆるやかでリッジのあるしっかりしたカールが形成されている。
16.仕上げ。水洗した後にカールを崩さないようにドライ。スタイリングは、軽めのワックスを塗布する。
ボリューム感をプラスしたなめらかウェーブ
パーマがかかりにくい髪質なので、パネルの量を少なめに取り、ロッドの本数を多めにしてリッジ感のあるゆるやかなウェーブをデザインしました。ロングの場合、髪が長いのでワインディングに厚みが生まれます。それと求めるカール感を計算してワインディングすることがポイントです。
お問い合わせはこちら:タカラベルモント株式会社
『美と健康』に関わるプロフェッショナルを支える、商品・機器・技術サポート・空間作り・経営ノウハウなどのあらゆるサービスを、国内はもとより海外においてもトータルに提供する総合メーカー。