クリップパーマ テクニック解説1 フルプロセス|しっかりしたリッジ感でソフトなカールを求める

カラーリングをした髪でも、ダメージを抑えながらしっかりしたカールを再現
するモイストウェーブのテクニックをフルプロセスで紹介します。

Before

カウンセリング

ハイトーンカラーに
優しいカールを

ハイライトとローライトで立体的な陰影をつけたハイトーンカラーのロングスタイル。カラーリングによるダメージと毛先にパサつきが見られるので保湿効果のあるカールを求めます。

クリップパーマ テクニック プロセス解説

ワインディングは求める
カールの位置で巻き納めて

pizzicato スタイリスト/小林直樹さん

モイストウェーブは、ダメージヘアやカラーリングをした髪にもしっかりしたカールが作れます。従って、カールのダレや誤差を計算しなくても、ワインディングは求めるカールの位置で巻き納めることで理想的なカールが再現できます。

テクニックアドバイス

Pick up item 最新パーマシステム『モイストウェーブ』

お問い合わせ

アドバンス有限会社
TEL.0562-85-1133

1.カウンセリング ドライ状態で毛髪診断をしプレシャンプーを行います。

2.ウェットの状態で毛髪診断 髪の状態をチェックして使用する薬剤を選択します。

3.前処理 ADコンプレックスをスプレーヤーで塗布してドライします。

4.カーリング剤の塗布 サポート剤のフュール(5〜10%)をミックスしてつけ巻きします。

5.ワインディング デザインに応じてワインディングします。

6.アクアラップの装着 先端をラバーにかけてロッド全体にセットします。

7.ワインディングの終了

8.クリップヒーターの装着 アクアラップの上からさらにセットします。

9.ナノアクアに接続 8〜15分間湿熱加温して2分間放置(クーリング)します。

10.テストカール

11.中間リンス クリップヒーターとアクアラップを外して、TGソリューションを塗布し10分間放置します。

12.2剤の塗布 ADフレックスを10%ミックスして塗布し8分間放置します。

13.ロッドアウト

14.後処理 カール部分にADマトリックスを塗布してもみ込みます。

15.スタイリング ヘアウォーターのプロキュア・ライトを塗布してスタイリングします。

After

大きなうねりで束感とエアリーなフォルムに
ワインディングはすべて平巻きにして、スタイリングでランダムな方向性を与えながら束感を出しています。
頬の位置からカール感を出し、大きな揺れで束感とエアリーなフォルムを求めました。

After

美容師のための完全保存版 クリップパーマ テクニック解説

クリップパーマ テクニック解説2 ポイントプロセス|フォルムを整え毛先をニュアンスカールにする

Hair&Make/小林直樹(pizzicato)  Photo/奥村浩毅 Text/前田正明 構成/らしさ編集部
取材協力:pizzicato(ピチカート)

※2010年10月5日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税5%の税込価格です。
「あなたの感想」をお聞かせください。
※上のどれかのボタンを押すと編集部宛てに感想を送信できます
最新のらしさ特集
らしさ特集  バックナンバー