今回の特集でご紹介したアイロンスタイリングの秘訣を、さらにお悩みの多い内容に
ポイントを絞ってご紹介します。

アイロンを使いこなすための
秘訣はなんですか?
スイッチをOFFにして事前に
練習して!
初めてアイロンを使う人やアイロン操作が不慣れな人は、スタイリングする前にスイッチをOFFにして冷たい状態で数回練習してください。いきなり使用して失敗すると、修正が難しくなり髪にダメージも与えてしまいます。比較的、扱いにくいバックの髪をどのように引き出せばきれいになるか、自分で事前に練習することがアイロンマスターの早道です。
前髪や顔周りをきれいに
仕上げるコツはなんですか?
パネル(毛束)を顔から離して
アイロン操作をして!
顔周りのアイロン操作はやけどの不安がありますよね。操作が不慣れだと、時間がかかって仕上がりもきれいになりません。そんな時は、パネルを少し顔から離してアイロン操作をしてください。前髪なら少し持ち上げて、サイドは横に広げることで不安が解消されます。根元に熱を加えなければ、変な立ち上がりややけどの心配もありません。
髪を傷めずきれいにアイロンを
使う方法はなんですか?
適切な温度設定で
キューティクルを整えて!
アイロン操作で大切なことは温度設定です。通常は160〜180℃(髪質による)にすると効果が長持ちします。さらに、きれいなストレートヘアにするには、根元から中間まで2〜3回ほど(髪質や状態、設置温度に応じて)スルーしてキューティクルを引き締めましょう。こうすることで熱の効果で表面にきれいなツヤ感が生まれます。また、乾燥毛で毛先がパサつく人は、スチーム効果のあるアイロンがおすすめです。
バックの髪のアイロン操作は
どうすればいいですか?
大まかにパネル(毛束)を取って
前方に引き出して!
比較的、扱いにくいバックの髪は前方に引き出してアイロン操作をするときれいに仕上がります。そうすれば、髪を前に持ってきた時にどんな感じに仕上がるか計算もできます。アイロン操作では、パネルを細かく取るのではなく、サイドとバックを上下2段くらいで大まかに巻くと簡単でスピーディーにできます。また、毛先のニュアンス作りも同様です。