今回の特集でパーマスタイルを提案していただいたMINX aoyama ディレクターの歳嶋建国さんと、ナノアクアライトを開発したアドバンス有限会社、代表取締役の木村 仁さんにその効果や実感について語っていただきました。

お悩みを解消しながら希望のデザイン提案が可能
木村/今回、ナノアクアライトを使ってパーマヘアのコラボレーションをしていただきましたが、MINXさんに来られるパーマのお客さまはどのようなご要望をお持ちですか。
歳嶋/パーマのお客さまに限らず、髪質でお悩みの方が最近増えています。例えば、トップにボリュームが出ないとか毛先が収まらないとか。そんな時にパーマをご提案します。いわゆる、お悩み解消としてのパーマですね。それともう1つはデザイン的なパーマです。ご希望のスタイルがパーマという方もいて、この2つのケースが多いです。
木村/ナノアクアライトは薬剤の力だけに頼らず、湿熱という『優しい熱』で髪にカールをかけるシステムです。髪に熱をダイレクトに与えるのではなく、アクアラップでワンクッションおくことでパサつきを抑えています。実際に使用されたご感想はいかがですか。
歳嶋/MINXでは『クリップパーマ』というメニューで展開していますが、髪に優しいパーマという印象を受けました。MINXでは、お悩みを解消しながら同時に柔らかい質感をご提案しているので、お客さまもその良さを実感されています。今では多彩なデザインの可能性を感じています。
木村/ナノアクアライトは優しい熱で髪にゆるいカールを形状記憶させる、トリートメントカールを作れるシステムです。これによって時間短縮を可能にし、同時に少ないロッド本数でも効率よくパーマがかけられます。ナノアクアライトは、そんな少ないロッド本数に対応した加温促進器です。
歳嶋/実際にパーマは時間がかかるので敬遠されるお客さまもいますが、このナノアクアライトなら少ないロッド本数でかけられるのでサロンワークで重宝しています。しかも、厚めにパネルを取っても熱が伝わり、根元からしっかりしたカールが形成されます。
パーマは重くなるという概念を払拭した軽いパーマ
木村/MINXさんでこのナノアクアライトを施術される際に、サロンワークでこだわったり注意されていることはありますか。
歳嶋/注意しているのは、やはり時間短縮です。それが、他のパーマメニューとの差別化をしているポイントでもあります。それと薬剤の選定です。加温タイムを5分に設定しているので、そのため髪質に応じた薬剤選定には重点を置いています。
木村/各サロンさんでは、パーマ比率をアップしようと努力されています。それを実現できない理由として、施術時間やダメージの問題があると思いますが、実はお客さまがパーマは重いというイメージを持たれているのが大きな要因ではないでしょうか。ところが、MINXさんがご提案していただいたスタイルは軽い感覚のパーマです。これをきっかけに、パーマの概念が変わってくれればいいですね。
歳嶋/今では、パーマを かけることによって髪がふんわりと柔らかく見える、あるいはきれいに見えるといったデザイン提案が大切です。それを可能にしてくれたのがナノアクアライトだと思います。そういう意味でデザインの幅がかなり広がりましたね。
木村/MINXさんのパーマデザインを拝見して、やはりお客さま重視の視点に立っているのがよく理解できました。今の時代性を反映して、従来とは違った角度での捉え方は大変参考になりました。
歳嶋/私たちは、お客さまに満足していただけるようにデザインのご提案と同時に、サロンでくつろいで滞在していただくために気を配っています。それを可能にしてくれたナノアクアライトを今後もさらに活用していきたいです。

確かなテクニックと豊富な美容知識で多くの来店客から大きな信頼を得ています。現在、サロンワークを中心にセミナーの講師や雑誌の撮影等で活躍中。人との出会いを大切にしながら最新のヘアデザインを提供します。

アドバンス有限会社
代表取締役/木村 仁さん
究極の美髪を追求しながら、ウェーブ剤、ストレート剤、サポート剤、ヘアケア剤などの薬剤や機器を研究開発。ナノアクア及びデジクリップの開発で、さらに健康で美しく再現性が簡単なスタイル作りを提案しています。


