オリジナルシザーを駆使したアフロート流のガールズ&メンズスタイルのカットについて、宮村浩気さんにその秘訣を語っていただきました。
巻き髪にしやすいように
スタイリングでの再現性をアップさせる
レディーススタイルの場合、普段はお仕事でストレートにしている方でも、休日にはおしゃれをしてアイロンでカールを作る女性が多いと思います。そんな、スタイリングでカールを作りやすくする柔らかい質感のカットを心がけています。カットで注意するポイントは、ベースできちんとしたフォルムを作り、内部の毛量調整と毛先や表面の質感作りを繊細に行うことです。最近では外国人風の巻き髪が人気で、LA風のイメージが注目されています。カットでは、そんなイメージ作りも大切です。
男らしく「女性から好感を持たれるデザイン」が
今風のメンズ
私は普段のサロンワークで男性をカットすることは少ないのですが、その中で心がけているのは「女性から好感を持たれるデザイン」にカットするということです。つまり、男性版の「モテ髪」ですね。ただし、そこには男らしさやワイルドな雰囲気をプラスすることが大事です。そのため、刈上げを応用したり大胆な毛量調整や質感作りをして、デザイン的なメンズスタイルに仕上げています。そんなアクセントのあるカットデザインがアフロート流のメンズスタイルです。
目的やデザインに応じて
操作性の良いハサミを使い分けること
私がカットでこだわっているのは、お客さまの髪質を把握してお悩みを解消しながら、よりまとまりやすいスタイルに仕上げるということです。そのために、操作性のいいシザーをチョイスし、計算通りのデザインに仕上げるためのテクニックを駆使します。さらには、カラーやパーマとの連動性を考慮して、よりデザインが引き立つカットをしています。目的やデザインに応じてシザーやセニングを使い分けることが大事で、それが信頼を得てリピートにもつながる要素だと思います。
『女性を必ずきれいにする』をモットーに、その人のなりたい美しい髪を創造するトップヘアデザイナー。常に高度なテクニックを駆使し最先端のトレンドを発信。現在、サロンワークを中心に、CM・テレビ・雑誌等の撮影でヘアメイクとして国内外で活躍し、タレントやプロモデルからも高い信頼を得ています。
ヘアスタイリストのニーズに応えるハイクオリティの『ジョーウェル・シリーズ』。あらゆるカッティング・テクニックに対応できる、プロフェッショナル専用の最高級シザーズです。
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