毛量調整や動きを出す部分にポイントで長短カットをします。セニングとは違うレザー独自の質感を求めます。
毛量はふつうですが、やや硬い髪質です。ダメージは中損傷。直毛でペタンコになって動きが出ないので、レザーでルーズな束感を作って柔らかい動きを与えます。
アンダーは毛量調整をしながら毛先に柔らかい質感をレザーで作ります。トップは束感を作るため、深い位置から空間を作り、大胆な長短を与えます。こうすることで表面に動きが生まれ、簡単に束感ができます。
1/シザーでアウトラインをカットした後、レザーでパネルの表面を削ぐ。パネルは縦に引き出す。
2/トップの髪を残してミドルセクションの髪を同様にレザーカットする。
3/サイドはパネルに対して45度の角度でレザーをあてがい自然なぼかしを入れる。
4/表面に束感を作るため、トップの髪に長短を作る。深い部分から削ぐ。
5/前髪はポイント的に繊細にカットして毛先を細くする。