シャンプーやトリートメントには、“品質保持期限”というものがあります。期限が明記されているならその期限まで、明記されていない場合は、未開封であれば3年間は保存できることになっています。しかし、これはあくまでも未開封の場合。 開封後は半年〜1年程度もつといわれていますが、空気に触れて酸化したり、雑菌が入ったりすると劣化していきます。バスルームは高温多湿で、雑菌の繁殖には最適。水分が混ざりやすく、手などから雑菌が混ざることもあります。保管場所としてはあまり適さないので、早めにくさってしまうことも。使いきれるサイズのシャンプーを購入し、開封後はできるだけ早く使いきって。古いものや分離しているもの、変な臭いがするなどの場合は、くさっている恐れがありますので、もったいなくても処分しましょう。天然成分を多く配合したり、肌に悪影響を及ぼさないように防腐剤を最低限に押さえていればいるほど、どうしてもくさりやすくなりますので、「シャンプーやトリートメントはくさるもの」という意識をもって使うようにしてくださいね。 少しでも長くもたせたい場合は、必要な分だけをとりわけてバスルームに持ち込み、残りは冷暗所で保管するとよいでしょう。バスルームに置いている場合でも、窓を開けたり換気扇をまわしたりして、湿気を取るようにこころがけて。使用後にバスルームの外に出すだけでも、もちは変わってくるのでお試しを。