タオルで髪を包み、押さえるように水分を取ります。タオルを擦るように乾かすとキューティクルが剥がれるのでNG。
ドライヤーは近づけすぎず、15〜20cmほどの距離を置いて乾かしましょう。近づけすぎると傷みの原因となります。
髪は眠っているときが一番傷みやすいんです。髪と髪の摩擦によって、キューティクルが剥がれやすくなっているんですよ。さらに濡れた状態のまま寝てしまうと、開いたキューティクルが擦れ合って、乾いた状態で寝るよりも傷みがひどくなるんです。髪のことを考えると、面倒でもきちんと髪を乾かしてから寝た方がいいですね。シャンプー後のドライ方法は、まずはタオルドライ。タオルに髪を包み込んで、押し込むように水分を取ります。ここで、タオルを擦り合わせるように乾かすとキューティクルが剥がれ落ちてしまうので要注意です。あくまで、たたくように乾かしましょう。タオルで水分を取った後はドライヤーを使って乾かします。ドライヤーの使用方法で注意することは髪に近づけすぎないということです。強い熱を放っているので、ヤケドの原因にもなります。髪から約20cmは離し、頭皮から45゜の角度でドライヤーをあてるのが理想的ですね。上から自然な状態でドライヤーをあてれば、スタイリングもラクにできるはず。スタイリングを重視して髪を乾かすなら、根元を起こすように乾かすとよいでしょう。仕上がりのボリューム感が全然違いますからね。

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