シェイクスピアの原作を、1930年代のナヴァール王国に舞台を移してミュージカルに仕立てた作品。監督・脚色はイギリスが誇る才人、ケネス・ブラナー。衣装はすべてオリジナルで、1930年代の『ヴォーグ』誌や当時の映画を手本に作られたものばかり。赤・青・緑・オレンジと、各カップルごとのテーマカラーの色分けも新鮮! 

12月中旬より、シネスイッチ銀座、関内アカデミーほかにて公開
配給:アスミック・エース
http://www.asmik-ace.co.jp/

ナヴァール王国の若きプリンスは学問のため、学友3人と「女人禁制」の誓いを立てる。しかしそこへ現れたのは、父王の代理として交渉にやってきたフランスのプリンセスとお付きの美女3人。約束したばかりの誓いはどこへやら、男たちは一目で恋に落ちてしまう。そして今、プリンスとプリンセスも巻き込んで、男女8人の華やかなラヴ・ゲームが開始した! 混戦、乱戦、すれ違い・・・果たして恋の駆け引きを勝ち抜くのは一体誰? それぞれの恋はただの骨折り損となってしまうのか?
衣装デザイナー、アナ・ブルマによる衣装は、まさに今シーズンのトレンド、レディスタイル。「1930年代の上流階級の流行ファッションを参考に、現代風にアレンジしたの。当時の人気女優、マレーネ・ディートリッヒからもヒントをもらったわ」とのコメント通り、後ろにフリルのついたシフォンのワンピースなど、どこか新しさの加わったドレスは「今着たい!」と思わせるデザインばかり。ブローチや髪飾りの小物使いも抜群のセンス。ヘアは作りこんだカールでとことんレディを気取りたい。各カップルごとのテーマカラーがドレスとネクタイなどの小物でさりげなくお揃いになっているのにも注目。
プリンセス
(アリシア・シルバーストーン)


テーマカラーは小悪魔的かつ情熱的な赤。大きめのカールがプリンセスらしいゴージャスさ。ポンネや帽子を使って、より作り込んだヘアに。
マライア
(カルメン・イジョゴ)

テーマカラーは褐色の肌を清楚に見せるグリーン。いつもアップにしたヘアスタイルなので、パーティーへアのお手本にするなら彼女!
ロザライン
(ナターシャ・マケルホーン)

テーマカラーは、大人の可愛さをより際立たせるブルー。シックなドレスなのにキュートさもあるのは、下めの耳元に飾った花や、自然なダウンスタイルの成せるワザ。

キャサリン
(エミリー・モーティマー)


テーマカラーは健康的なオレンジ。女性陣の中で唯一のショートスタイルだけど、華やかなのは、細かなカールでフェミニンさを出しているから。

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