何よりもバレエを愛する主人公のサラは名門ジュリアード音楽院への進学を夢見ている。ところが大事なオーディションの最中に唯一の身内である母を交通事故で亡くしてしまう。自分のせいで母を失ってしまったと思い込んだ彼女は絶望のあまりバレエの夢をあきらめ、幼い頃に別れた父と共にシカゴで暮らし始める。そこで始めた新しい生活は今までとはまったく異なるものだった。サラは数少ない白人生徒で、なれない環境に戸惑うのであったが、同級生で未婚の母であるシェニールと親しくなる。シェニールを通じて地元のヒップホップクラブの人気者である彼女の弟デレクと出会い、 ヒップホップという新しい世界へ連れ出されていく。サラとデレクはヒップホップを通じて互いに恋心を抱き、惹かれあっていくが、まわりの友人や親からは反対されてしまう。苦悩しながらもデレクはサラにバレエへの夢にもう一度挑戦するように説得する。そこへさらなる問題が待ち構えていた。
トップはピタピタのカットソーでタイトに、ボトムはダボダボのパンツでルーズに… といったヒップホップの王道スタイルが次々に登場。見慣れたストリート系のヒップホップスタイルではなく、一歩先を行くコーディネートテクが展開されている。ヘア スタイルもそのひとつで、毛先にゆるやかなカールをつけたソフトドレッド風スタイ ルなど、バリエ豊かなドレッドも見もの。

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