Rasysa/特集 - 第一印象向上作戦







	さまざまなマナーを身につけた女性は、誰から見ても知的で魅力的。そこで、この春社会にデビューする人はもちろん、日常生活を送る上で、覚えておくと役立つこと間違いなし！　のマナー集をお届けします。

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▼ 正しい敬語

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▼ 敬称のつけ方

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▼ 電話対応のルール

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▼ 名刺交換のルール

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覚えているつもりでも意外と勘違いしていることが多い敬語。謙譲語との使い分けはきちんとできていますか？　新しい環境に出ることの多いこの季節、初対面の人や目上の人にも好印象を与えられるよう、この機会に正しい日本語をマスターしましょう。

基本形	尊敬語お客様や上司に対して	謙譲語自分や同僚に対して
見る	ご覧になる	拝見する
聞く	お聞きになる	承る、うかがう
言う	おっしゃる	申し上げる、申す
行く	いらっしゃる	まいる、うかがう
来る	おいでになる	--------
居る	いらっしゃる、おいでになる	おる
する	なさる	いたす
知る	ご存知である	存じる、存じ上げる
与える	くださる	差し上げる
食べる	召し上がる	いただく

敬称には様々なものがあり、混同することもありがち。きちんと理解して、間違えることのないよう注意しましょう。
例えば「貴社」「弊社」は同音異義語が多く、誤解を招く可能性が少ない文章中で使われることが多いため、会話の中で相手の企業を呼ぶ場合には「御社」や「そちらさま」という言葉を使う方がベター。また、自分の会社を呼ぶ場合には「わが社」では尊大な感じを与えがちなので、「わたくしども」あるいは「当社」という言い方を使いましょう。
また、課長・部長などの肩書きは、本来それ自体が敬称となるので、「○○課長さま」という使い方は二重敬称になります。敬称を付けて呼ぶのであれば「○○課長」あるいは、「課長の○○さま」と呼びましょう。

●企業・部署・団体�「御中」（例：○○会社御中)
●職名�「殿」（例：人事部長殿）
●個人名�「様」（目上の人には「殿」は使いません）
●多数の同格の人�「各位」（例：関係者各位）

きちんとした電話対応は、社会に出る前にマスターしておくべき最重要事項。会社を代表していると言う気持ちを持って、しっかりとした対応を心がけましょう。
電話のベルが鳴ったら、すぐに取りましょう。3回以上鳴った場合は「お待たせいたしました」の一言を付け加えて。
受話器を取ったら、一呼吸置いてから「はい、○○です」と社名を告げます。もし相手が名乗らなかったときは「失礼ですが、どちら様でしょうか」と尋ねます。聞き取れなかったときは「恐れ入りますが、もう一度お名前をお願い致します。」と聞き返しましょう。
相手の名前を確認したら「いつもお世話になっております」と挨拶をし、「ただいま○○と替わります。少々お待ちください」と言って担当者に取り次ぎます。取り次ぐときは、かけてきた相手の社名と名前をきちんと伝えましょう。
取り次ぐ人が不在の場合は、何時ごろ戻るかを伝え、こちらからかけ直すのか、相手がもう一度かけ直してくれるのか、また、こちらからかける場合は相手の電話番号を尋ねたあと復唱して確認し、メモを取り、取り次ぐ人の机に置きましょう。
伝言メモの内容は「電話を受けた日時」「相手の社名・部署名・担当者名」「受け手（自分）の名前」を基本に、折り返し電話が必要かどうか、伝言のみでよいのかなどを分かりやすく書き、目に付くところにテープなどで貼りましょう。
※本文中に誤解を招く表現がございましたので修正いたしました。

■覚えておくと便利！　シチュエーション別・正しい敬語一覧表

わかりません　→ わかりかねます

できません　→ いたしかねます

ないです　→ ございません

どうですか　→ いかがでしょうか

知りません　→ 存じません

そうです　→ さようでございます

わかりました　→ かしこまりました、承知いたしました

すみませんが　→ 申し訳ございませんが、恐れ入りますが

ちょっと待って下さい　→ 少々お待ち下さい

言っておきます　→ 申し伝えます





	まず気をつけたいのは、手が清潔かどうか。名刺交換の前に、ネイルがはがれていたり、名刺が汚れていないかどうかチェックしましょう。また、名刺は定期入れや財布に入れるのではなく、専用の名刺入れを使いましょう。名刺交換は目下の方から行います。すでに着席していた場合は立ち上がって、社名と名前を名乗りながら相手に向けて両手で渡します。自分が受け取るときも必ず両手で受け取りましょう。ただし、相手と同時に交換するときは右手で渡し、左手で受け取るようにすれば失礼ではありません。なお、受け取る際に、文字に指がかからないよう注意して。受け取ったあと相手の名前を復唱し、名前の読み方を確認します。読めない文字があればその場で尋ねましょう。