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肌を美しくするには、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC等の各種ビタミンと良質たんぱく質、ミネラルなどの栄養バランスが整った食事が基本です。髪の毛にとっても一番大切なのは、栄養バランスのとれた食事と、適切なエネルギーを確保することです。髪の毛の主成分であるたんぱく質・銅・亜鉛などのミネラルを十分に摂ることが、健康で美しい髪を作る秘訣。つまり、全身の健康を保つ食事が、髪の毛にとってもよいということなのです。 |
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抜け毛を防ぎ、髪が早く伸びるよう頭皮に栄養分を行き渡らせるためには、血行促進効果のある食事が大切です。
鉄分は細胞の活動を高めるために必要な成分なので、牛ヒレや牛レバー、黒きくらげやひじきを食事に取り入れましょう。また、サンマや豚ヒレ肉、マグロなどに含まれるビタミンB2、B6が皮膚の状態を整え、アーモンドやカボチャ、ヘーゼルナッツなどに含まれるビタミンEは血行促進効果があるので積極的に取り入れましょう。ただし、ビタミンEを含む食品は、油脂を多く含むものが多いので、エネルギーオーバーにならないよう気をつけて。さらに、髪の発育を促す効果のあるヨウ素も取り入れればより効果的。とはいえヨウ素は単独で摂取しても健康な髪を保つことはできないので、必ず栄養バランスの取れた食生活を送るよう心がけましょう。 |
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頭皮・毛根の栄養状態を良くするには、毎日の食事の中で適量の油脂を摂ることが大切であり、なるべく不飽和脂肪酸を多く含む食品を選択することです。不飽和脂肪酸を多く含む食品としては菜種油、オリーブ油、サラダ油、ごま油などの植物性の油や、くるみ、ごま、ヘーゼルナッツ、松の実、アーモンドなどの木の実などが挙げられます。
また、適量のカプサイシンを取り入れても、新陳代謝を促してくれます。 |
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日焼けするような場所に出かける場合は、事前にビタミンC、E、βカロチンを十分に摂っておきましょう。ビタミンCにはメラニン色素の生成と沈着を防ぐ効果が、ビタミンEは皮膚の新陳代謝を活発にする効果が、βカロチンは紫外線による皮膚の変化を抑制する効果があります。 |
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脂肪分の多い食品を摂ると皮脂の分泌が増加して、ニキビの原因になりがち。砂糖の摂りすぎは炎症の原因になり、ニキビの悪化につながるので、揚げ物・甘いお菓子は避けた方が無難。砂糖のたくさん入っている清涼飲料水やチョコレート、脂肪分の多いポテトチップなどのおやつ類も控えた方がいいでしょう。
また、レバーなどに多く含まれるレチノールはビタミンAの作用を発揮するのですが、一方その誘導体は皮脂の過剰分泌を抑える働きがあるので、レチノールを多く含む食品や、体内でレチノールに変化するβカロチンを多く含む緑黄色野菜や果物の摂取が大切です。 |
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肌がカサカサして荒れた状態のときには、表面だけのお手入れだけではなかなか回復しにくく、全身の栄養状態をよくする必要があります。保湿に特に必要な栄養素は、魚や植物油に多く含まれる不飽和脂肪酸とビタミンAです。特に魚には、イコサペンタエン酸、トコサヘキサエン酸といった多価不飽和脂肪酸が多く含まれています。これらが不足しないように、積極的に魚を食事に取り入れましょう。
また、肌の乾燥には、唐辛子や香辛料を使った辛い料理や熱い料理で発汗作用を促すと、肌が潤ってきます。適量の唐辛子の中に含まれるカプサイシンは、新陳代謝を促す働きがあるので、料理に取り入れると良いですよ。 |
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便秘解消には食物繊維の多い料理をとることが効果的です。ひじきなどの海藻やゴボウ、干しシイタケなどの野菜、いんげんや大豆などの豆類、玄米やオートミールなど、精製度の低い穀物がおすすめ。 |
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また、一人暮らしをしていてなかなか料理を作る機会がない、手早くビタミンを摂りたいという人には、手軽に栄養補給できるサプリメントがお勧め。
目的別に適量を摂って、しっとり潤いのある髪と肌を手に入れましょう!
サプリメントは食品なので、たくさんの種類を一度に摂ったとしても特に問題はありませんが、大量に摂取しても吸収される量は決まっているので、目的や症状に合わせて適量を摂るようにしましょう。 |
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