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新シリーズ"Hello!
from the world"は、世界の様々な街からのファッション・レポートです。
第1回は、カナダの一番西側にある州、ビクトリア州の州都ビクトリアからNordwall, Solveig さんが、夏の終わりの素敵な写真と
お便りを送ってくれました。
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VOL.1 |
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服もアクセサリーもヘアも、
みんな肌の色にぴったり |
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彼女の名前はアマンダ。ビクトリア出身の学生で、夏休みの間、エンプレス・ホテルの前のプロムナードにある、彼女のおじさんとおばさんが所有する小さなキオスクで働いています。
私は、彼女のスタイル全部が気に入りました。ブルーのワンショルダーのトップは彼女の肌の色にとっても合っているし、たくさんの細くて長い三つ編みを高い位置でまとめたブレード・シニヨンも素敵。編み上げるのにどれくらいかかったのか聞いたら、何と32時間ですって。金のヘリンボーン・ネックレスはアクセサリとしてパーフェクトだし、ローウエストにしめた幅広のびょう打ちベルトも大好きです。
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絵のようなインナーハーバーとエンプレス・ホテル(1908年に建てられたビクトリア最大最古のホテル)の前に立つアマンダ。
※画像をクリックすると拡大されます。 |
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彼女はティファニー。やっぱりビクトリアの出身だけど、でも自分のことを"トラベラー"って呼んでいました。彼女を選んだのは、とってもバランスがよかったから。シンプルだけどエレガントで、なおかつカジュアル。ほとんどレイヤーの入っていないフル・レングスのミディアム・ヘアは、明るいカラーと緩やかなウェーブで、とってもナチュラルです。
ドレスはオーストラリアのベイリー・ベイ、ネックレスはニュージーランド製で、イヤリングは南太平洋の島のもの、黒いマクラメのバッグはニカラグアで作られたものだとか。また英語を教えに戻るんだと言っていました。アフリカとジャマイカの音楽、それにアンダーグラウンドなヒップホップやファンクが大好きな楽しい女性でした。
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オープン・キャフェから出てきたティファニー。
※画像をクリックすると拡大します。 |
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今年の夏人気のあったファッションは、とってもリラックスした、自由で目立つものでした。ピッタリしたトップスやジーンズ、それにおへその見えるスタイル、さらにシャツやトップスからは日本では考えられないくらい"おっぱい"が見えていて、全然保守的じゃない。ベルボトム・ジーンもまた流行りだしたし、ヘアスタイルもドレッド、スパイク、縞模様、ジェル等とってもワイルドで、ヘアカラーも何でもアリって感じでしたね。ピアスも唇、眉毛、舌、へそ、耳なんか上までびっしりつけるし、タトゥやフラット・シューズ、それに腰までづり下げたスウェットパンツもかれらにとってはすべてファッショナブル。要は自信があれば"かっこいい"のです。ファッションもそんな気分を反映して、恥ずかしいなんて事はすっかり無くなったような気がします。もちろん私はそうじゃありませんけど。 |
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可能な限りヘルシーな食事をすることは、今や最もおしゃれなことです。ここではシーフード、それに農場が近くにあるのでフレッシュな野菜や果物、それにオーガニック卵など、とても豊富です。マウンテン・バイク、あらゆる場所に設けられてる禁煙ゾーン、それに遠慮のない素直な物言いなど、日本とはずいぶん違ってますよね。 |
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ビクトリア市はバンクーバーの向かい、バンクーバー島の南端にある街で、人口34万人。別名"ガーデン・シティ"と呼ばれる、イギリスの雰囲気を色濃く残したとても美しい街です。気候もカナダで一番おだやかで、街中が花で飾られ、1年中ゴルフが楽しめます。 |
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Solveigさんは日本滞在歴15年以上の親日家で、今はお父さんの住むビクトリアで仕事をしながら、週末には各地のケアセンターを訪れてはギターを弾いて大好きな30年代、40年代の歌をお年寄りと一緒に歌ったりしています。また野生動物レスキューセンターでは、ボランティアで怪我をした動物たちの世話もしています。 |
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