Rasysa/特集 - 普段着きものは、気軽なアップスタイルで -

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	凹凸がなく面と線からなる着物。そんな着物をより美しく見せるヘアは、やっぱり面と線が美しいスタイルのものです。普段着だからちょっとカジュアルっぽいスタイルにする場合でも、どこかにメリハリをつけると、驚くほど新鮮で素敵なヘアになりますよ。

　全体に大きめの内巻きカールを作っておいて、後頭部と両サイドの３箇所の髪をとり、フロント部分にきちっとした面が出るように、３箇所ともしっかりめにくくります。　　
　くくった髪をそれぞれ２つに分け、まずひとつをねじり、次に毛先を持ったままねじった髪を根元からほぐして、ふわふわのお花みたいなものを作ります。ちょうど細いリボンを重ねてお花を作るような要領です。中央部分はたくさん引いて大きめのカール、サイドは細かく引いて小さめのカールにし、ピンでとめていきます。
　残ったネープ部分も３つに分け、フェイスよりの髪を少しだけ残し、他はやはりねじった後根元からほぐし、ふわふわのお花にしてとめてください。
　きちんときれいに作ろうなどと思わず、遊ぶような感覚でルーズに作り、鏡で全体のバランスを見ながらカールの大きさや位置を修正するといいでしょう。最後に前髪をきちっと斜めに流し、バックのふわふわ感を引き締めます。
　この"ねじって、ほぐす"……「逆毛はちょっと」という方には、ピッタリのテクニックですよね。華やかアップをお望みの方は、ぜひお試し下さい。

　後頭部は楕円に、両サイドの耳横部分は斜め上にあげるようにとり、
　しっかりとくくる。これによってトップとサイドがすっきり見える。

point2

髪の毛をクルクルしっかりとねじり、毛先を片方の手で持ったまま、もう片方の手で根元の方から髪の毛引っ張り出すようにしてほぐしていく。長く引っ張ると大きなカール、少しだけ引っ張ると小さなカールができる。

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Spin／店長　寺坂敦子さん

寺坂敦子さん

　やわらかなトップとバックに、タイトなサイドとフロントでメリハリをつけ、華やかなだけではない美しい面も併せ持った着物ヘアを作ってみました。着物ヘアというとどうしてもふけがちなので、このふわふわくりくり感で可愛らしさも出せたんじゃないかと思います。逆毛が嫌いな方にはオススメです。ただし固い髪質の方には、このしなやかな柔らかさが出しにくいかもしれません。

善住美奈子さん

モデル善住美奈子さん（21歳）
　ずっとロングヘアなので成人式の時もアップにしましたが、髪が少ないのでこんなにボリュームが出るとは思いませんでした。今日のはちょっと違う感じでかわいいですね。着物は好きなので、普段着の着物もおいおい着てみたいです。

　襟足スッキリ

　後にボリューム

　

※2004年1月6日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税5%の税込価格です。

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