私の仕事は美容サロンの広報担当です
This is “広報担当のお仕事”!
現場をつなぐ調整役「気配り」できることが必須条件
 広報担当の最も重要な仕事は、「調整」です。依頼する側と作る側の間に入って、より良い環境で、より良い作品が撮れるように、全ての段取りをします。       
 具体的には、雑誌社から来る撮影依頼はほとんどの場合、テーマ、スタイリスト、モデル条件などが指定されてくるので、それらに従って行動します。
	スタイリストにテーマを的確に伝える。
ここで失敗すると
撮影当日エライ目に遭います
	モデル決定後、アシスタントに衣装を用意させる。
自前の服の提供など、日常茶飯事!
モデルの方がはるかに似合って、ショックなことも多々
	撮影当日は、カメラマン、ライター、スタイリスト、モデルに対して万全の気配りを。
こまさに気配りの権化。ライターの舌打ち一つで
スタイリストの所へ跳んで行き、
アドバイスする早業も必要です
	条件に合ったモデル候補を何人か選び、雑誌社に写真を送付。
1回で決まることは稀。見つけるまでとことん探す。
これぞ、広報担当者魂です!
	事前にモデルと打ち合わせをし、カットやカラーリング、パーマなどの仕込みをする。
テーマに合っているか、スタイリストのやる気を
そがないようにしながら、常にクールにチェック
	撮影終了後、「頼んで良かった」「頼まれて良かった」と言われるように、最後の詰めもしっかりと。
感謝の気持ちを忘れないのがポイント、かな?
可愛いモデルを常にストック モデル探しは体力勝負


 一番精力をそがれるのが、このモデル探し。撮影協力の場合、「モデルは自前」が大前提なので、どこのサロンも常時、数十人のモデルリストを持っています。遠藤さんも暇さえあれば街にでてモデルハント。
 「どこに行くにもバッグには常にデジカメが入っています。いつ可愛い子に出会うかわかりませんからね。買い物をしててもあの子いい、と思ったらすぐに追いかけて、まず名刺を渡して説得。最初はドギマギして胡散臭がられ、断られてばかりでしたけど、最近は若い子だったらほとんどOK。プリクラ世代のせいで撮られ慣れてるからでしょうかね。笑顔だって簡単に作ってくれます」
 努力の甲斐あり、今ではモデルクラブができるくらい可愛い女の子たちのストックがあるとか。とはいえ、1日歩いても1人ゲットできるかどうか。モデル探しは体力が勝負のようです。
 大変なのはそれだけではありません。できたストックはきちんとキープする事が大切です。特に体調不良でドタキャンされた場合など、絶対、撮影に穴は開けられませんから、「お願い、すぐ来て〜!」と言える関係を作っておかなくてはいけません。そのためには普段からこまめにメールのやり取りをしたりして、良好なコミュニケーションを保つ必要があります。数十人にこまめにメール? は〜ぁ大変そう。

■	遠藤さんの"モデルハント基準"
・ 顔が小さい。     ・ 肌がきれい。
・ 顔が左右対称。   ・ 歯並びが良い。
INDEX 	広報って何?美容サロンは上場企業になれる?? 	ヘアーショー"HAIR×SPACE2004" 	広報担当のお仕事


※2004年2月3日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税5%の税込価格です。
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