Let's tryカラーセラピー!"気になる色"は、"メッセージ"
春色で、差をつけよう!
この春のトレンドカラーはビビッドカラーですよね。
そこで、どんな人がこのビビッドカラーを身につけると良いのか、聞いてみました。
	彼氏が欲しい人は
 彼氏が欲しい人は、ピンク。ピンクは女性ホルモンを活発にさせる色で、痴呆症のお年寄りの部屋をピンクにすると、痴呆が止まるとも言われています。特にサーモンピンクは、お母さんの子宮の内壁の色なので、老若男女に関わらずホッとするのは、そのため。だからサーモンピンクを着た女の子には、男の子もホッとして声をかけやすいんじゃないかな? まずはお試しアレ!
●	冒険したい人は、アクア
 アクアは、何でも怖がらずにやっていける色だから、始めの一歩がなかなか出ない人には、オススメ。それを身につけるとぽんと背中が押された感じに。
●	自分を変えたい人には、グリーン
 グリーンはもともと人に安らぎを与える色なので、気分転換したい人にはgood。元気のない人、集中力のないひとにもいいかも。
古代人もカラーセラピーをやっていた?!
 カラーセラピーって言うと、何だか新しそうな感じですが、実は古代の昔からあったんです。南米のマヤ大国では、"色彩祈祷"といって、色の違うろうそくを立て、その色が持つそれぞれの祈りをささげたそうです。赤は愛や幸福、黄色は経済、緑は健康…
インドで3千年続くカースト制度の4つの階級は色分けされていて、下の者が上の者に直接話しかけることも出来ません。それが年に一度のホーリー祭では、インド全土で誰彼かまわず色粉を掛け合って大騒ぎをするのです。厳しい身分制度をこの日ばかりは飛び越えて、開放のエネルギーが人々の心を癒してたんでしょうね。
 中国で5千年以上前に生まれた陰陽五行の宇宙観では、色が重大な意味を持っていました。つまり木・火・土・金・水の五行が、それぞれ青、赤、黄、白、黒の五色に対応し、さらに肝臓、心臓、脾臓、肺臓、膵臓の五臓や、五方(方角)、五時(季節)、五感、五星などと繋がって宇宙を作ると考えていたんですね。だから漢方の食餌療法では、肝臓疾患には青物、肺疾患には大根なんかの白いものを薦めるんですって。
カラー・コーディネーターの歴史は長?い!
現在、カラーセラピストとして忙しく走り回っている宇津さやさんは、もともとはカラーコーディネーターで、各地でメイクアップの講習などをしていました。そのカラーコーディネートも、実は紀元前のギリシャである医者が、「肌の色は気質や体質にリンクしている」とした事から始まったもの。「現代的おしゃれ術」かと思っていたら、古代ギリシャ人もやっていたんですね。
 リンゴで有名なニュートンは科学的な色彩論を、「もっと光を」と言ったゲーテは精神的な色彩論を主張しました。つまり2人はカラー・コーディネーターの先駆者というわけです。
黒を着すぎると、シワになる?!
 究極のおしゃれは、黒、とばかりに黒しか着ない、モノトーンだけという女性をよくみかけますが、そんな女性達に宇津さんからちょっと怖?いアドバイス。
「黒ってもともとは忍者の色で、身を隠したい場合に身につけるものなんですね。だから勉強や仕事で集中しなくちゃいけないようなときには、私をほおっておいてって感じで、黒や紺、焦げ茶なんかはピッタリの色ですよね。
でもトマトに黒い麻袋をかけて日に当てると、しわしわになって腐って仕舞うってこと、知ってますか?人間の体も同じ事。黒を着すぎるとシワが増えるんです。特に黒い下着ばっかり着るというのは、大いに危険。止めた方がいい。下着はピンク、ちょっとラベンダーよりのピンクがオススメですね」
 原色は身体に、パステルカラーは精神に影響を及ぼすそうですよ。ご用心!

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※2004年4月6日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税5%の税込価格です。
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