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神宮前一丁目日の交差点の真ん前にある、言わずと知れた若者のおしゃれのメッカ、ラフォーレ原宿。この3階にあるモッズヘア スタジオは、明治通りが一望できる大きな窓のある明るい店内。白とピンクのカラーに彩られたキュートな空間です。今回登場するのは、こちらでスタイリストとして活躍する、明るい笑顔が印象的な堀 隆二さんです。 |
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母親が美容師で、いつも髪は、母に切ってもらってました。そんな環境にいたせいか、子供の頃から自分のヘアスタイルをいじるのが好きでしたね。美容院でやってもらっ たスタイルが気に入らないときってあるでしょう?高校くらいになると、そんなときでも、自分でアレンジしたりするのがけっこう好きでした。ちょうど、その頃かな、カリスマ美容師がブームになって、夢がふくらんで、自分のなかでいつしか美容師が憧れの職業になったんです。それで美容の専門学校に入ったのですが、学生時代は楽しい思い出ばかりですね。自分はあまり器用なほうではないので、教育やシステムがしっかりしている大きな組織のほうがいい、ということで今の会社を選びました。でも、最初の頃はキツかったですね。お客さまとの会話はもちろん、技術が追いつかないことがしんどかったです。僕は不器用だから、ひとつのことを覚えるにも、人より時間がかかるんです。だから仕事が終わってもよく残って練習しました。ラフォーレ原宿にある店という責任感と自負を常に感じています。 |
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最初は原宿、六本木、そして埼玉、多摩を経て、また原宿に戻ってきました。店の場所によって、客層も全然違うので、とても勉強になりました。今は、アシスタント時代の古巣に帰ってきたわけですが、やはりラフォーレ原宿にある美容室って、それだけでお客さまの期待も大きいんです。それに地元のお客さま以外に観光客や外国人のお客さまも多い。わざわざ遠くから髪を切りに来られる方も少なくありません。もうお客さまの目が訴えているんですね「きっとカッコよくしてくれるはず」って(笑)。だからプレッシャーもすごいです。でも、それはお客さまもそうだと思うんですね。緊張感が伝わってくるんです。だから、できるだけリラックスしていただけるように、居心地のいい空気づくりを心がけています。また、「軽く」とか「柔らかく」といった言葉ひとつでも、人によって幅があるので、カウンセリングには時間をかけます。でも、言葉にとらわれるんじゃなくて普通の会話やしぐさ・表情などから、その方が本当に望んでいる形に近付けていくように努力しています。やはりお客さまに喜んでいただけるのが、自分にとっての一番の喜びですからね。 |
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半年前にスタイリストになりました。やはり、サポートが多かったアシスタント時代とは全然違いますね。プレッシャーと責任感を感じます。現在うちの店には18人のスタッフがいるのですが、お客さま、そしてスタッフ、店全体の動きを把握して、仕事をすすめなければなりません。瞬時の状況判断を求められるので、なかなか大変です。アシスタントに指示をするときなども、自分の頭の中にあるイメージを言葉で的確に伝えることの難しさを痛感しています。でも、それはお客さまとの関係も同じなんですね。いい雰囲気、環境をつくって、コミュニケーションをしっかり図る。お客さまとも、スタッフとも信頼関係を築くことが大切だと思っています。今、半年たって、ようやスタイリストの楽しさ、おもしろさがじわじわとわかってきました。やはり、自分の裁量でスタイルを作り上げていくことは、責任感もありますが、すごくやりがいを感じます。 |
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今、一番のマイブームは犬です!フレンチブルドックを飼っているんですが、これが本当に可愛い!毎朝8時に散歩に連れていっていますが、早起きも全然苦じゃありませんね。名前はトムです。まだ子犬なんですよ。休日は、ほとんど犬と一緒に過ごしています。リードなしで犬を自由に走らせるドックランに行ったり、街に連れてきたり。もう、可愛くて可愛くてすっかりハマってますね。ほかに趣味といえばバイクです。乗っているのはカワサキのW1SA 650というふる〜いバイクです。もう、骨董品に近い旧車なので、音もうるさいし、振動もすごい。なんというか、嘘臭い振動なんですよね(笑)。今のバイクじゃあり得ない感じ。でも、そういったメカノイズがたまらないんです。もちろん、よく故障もするんで乗ってても冷や冷やもんなんですが、それを直すのもまた楽しいんですよ。将来の夢は海の近くに住むことです。別に海辺で生まれ育ったわけではないのですが、なぜか海を見ると落ち着くんです。 |
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