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Seoul
“Hello, from the world!”は、世界の様々な街からのファッション・レポートです。
第36回は、日本に一番近い国、韓国。今、韓流ブームで日本人に大人気のソウルから
キム・ミンスンさんが、写真とお便りを送ってくれました。
街のファッションスナップ Hello! from the world VOL.36
 今日のソウルは少し暖かくて、それでも最低気温はマイナス3度くらいですが、この10日くらいはマイナス8度前後の寒い日が続いています。今年は雪がとても少なくて、まだ1回しか降っていません。韓国では2月8日から10日まではお正月休みなので、デパートでは今、お歳暮の販売をしています。最近は韓国人も健康に関心が高くなり、身体に良いものを食べようと、有機栽培のものに興味を持つようになりました。だから値段は高いけど人気があります。
 日本で韓国ブームというニュースがよく流れて、みんな喜んでいます。「冬のソナタ」はこちらでは、もう日本ほど人気はありません。ロケ地への観光旅行もこちらより日本人に大変人気らしくて、そこで売られているお土産も、みんな日本人向けみたいで、興味深く見ています。
シンプルな黒のワンピース
胸元の白と襟にひかるブローチが、
大人の女性をシックに演出
 弘益大学の前にあるバーで会ったのは、よく鼻歌を歌っているというピアニストのキム・ジョンヨンさん。彼女は55歳で、子供が好きで子供麻浦区立合唱団で子供たちに歌を教えています。健康のために始めた山登りが趣味となり、毎週旦那さんと山登りをしているそうです。音楽を専攻しているからかもしれませんが、何をやっても楽しく、考え方がとても明るくなると言っていました。
 今日のジョンヨンさんは黒のワンピースに黒レースのショール、フロントのVカットからのぞく白のキャミソールとで、とてもシックな感じです。黒はシンプルだけど服のスタイルを活かせるし、痩せたように見せられますよね。韓国では黒を基本にしたおしゃれをしている人をよく見かけます。髪は3ヶ月に1度、美容院でパーマをかけてブローしてもらうそうです。
キム・ジョンヨンさん
基本はミディアム・ボブ。全体にレイヤーを入れ、パーマでくせ毛風のナチュラル・ウェーブをつくり、スタイリングもごく自然に、軽い感じで仕上げ。前髪は短めに下ろして、若々しい雰囲気に。
※画像をクリックすると拡大されます。
キム・ジョンヨンさん
ジン・スンミさん
ピンクのワンピースコートに紫のパンツ
寒さの中をちょっとだけ春めいて
 ジン・スンミさんは27歳のコメディアン。出身はソウルじゃなくてプサンなので、ソウルで1人暮らしをしています。
 人柄がよく、とにかく明るい性格の彼女は人が大好き。彼氏はいないけど、男の友達はたくさんいるという。去年までKBSの「ギャグコンサート」というプログラムに出演していましたが、いまはフリーで活動をしていて、最近はリポーターをしています。オペラが好きでよくオペラを見に行くそうです。
 ソウルは毎日マイナス数度の寒さが続いています。その寒さに負けないように、紫のパンタロンにワンピーススタイルのピンクのコート、黒のウール・ショールを肩から掛けて暖かく装っています。髪は最近短くしたということで、ブローはしないで乾かすくらいだそうです。
ジン・スンミさん

ナチュラル・ウェーブのミディアム・ボブ。センター分けでやや薄めに切りそろえた前髪が、すっとのびた綺麗な眉を引き立て個性的なイメージに。
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about building
【 COEX (Convention & Exhibition) 】 COEX
 いろいろな展示もやっているが、映画館、ショッピング、フードコートなどのある文化空間。広くて室内だから、雨の日や最近のように寒い日にはぴったり。地下鉄の三星駅からつながっていて現代デパート、インターコンチネンタルホテル、空港ターミナルとも一つになっている。
about food
【 明洞の屋台 】 【 韓国のお餅のケーキ 】
 寒いけど夜になると人でいっぱい。これは最近屋台で流行っているシュークリーム。冬、特に人気がある屋台の食べ物はおでんや焼き栗。  仁寺洞にあるお餅屋。韓国ではいろんな種類の餅がある。この店は最近できたところで、体にもいいし、栄養もたっぷりの餅ケーキが評判。ここではお餅を食べるとお茶がサービス。
明洞の屋台 韓国のお餅のケーキ
【 韓国の焼肉 】 韓国の焼肉
 ここは庶民的な店で、炭火だからいい味を出している。韓国では、焼肉は野菜と一緒にいっぱい食べられるのがうれしい。おかずやいろんな野菜は全部お代わり自由!お肉は1人前で10,000ウォン(1000円ぐらい)。ご飯を頼んだら味噌なべがサービスでついてくる。
ソウル(韓国)
 韓国の首都・ソウルは、600年の歴史を持つ政治・経済、社会、教育、文化の中心地。市内には高層ビルや最先端の施設の他、景福宮や徳寿宮など朝鮮時代の歴史的な建物もあり、新しいものと古いものが見事に調和してソウルをより一層美しい都市にしている。また梨泰院や南大門市場などのショッピングスポットや様々な見所を満載。世界中から観光客が来ている。
Reporter (キム・ミンスンさん)
 キムさんは2001年に大東文化大学を卒業した後、日本JDDワールドマーケティングに勤めていましたが、翌年退社。今は韓国に帰国して、ソウルで日本語の翻訳や通訳の仕事をフリーでやっています。




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