スタイリング剤で、こんなに違うヘアスタイルに
スタイリング剤の選び方
せっかくパーマをかけたのに、家に帰って自分でやると、どうもうまくない。
そんなときの強力な助っ人がスタイリング剤。
ほしい束感や質感、ウェーブにあったスタイリング剤のチョイスの仕方を、教えます。
目次
スタイリング剤って、どう働く? スタイリング剤は、どう選ぶ?
各スタイリング剤には、どんな特徴が? スタイリングの強力な助っ人が、あった!
スタイリング剤って、どう働く?
 スタイリング剤には様々な種類がありますが、基本的には「水分」「油分」「アルコール分」の3つの成分、それにプラス「樹脂」からなり、これらがそれぞれに働いて、セット力や束の形成力を生み出します。
 スタイリング剤の違いは、この3つの成分のバランス、それに固形や液体、気体などの剤型の相違によります。そしてもちろん、それらが違えば、特徴だって変わってくるし、使い方だって、仕上がり感だって異なります。ただしこの仕上がり感、実は髪の状態でずいぶんと違うんですよね。
成分 [ 水分 ]
水分を与えると、保湿によって髪の形状が変化しやすい状態になり、ウェーブが出やすくなります。
[ 油分 ]
出てきたウェーブを、油脂や樹脂が束として固めます。
[ アルコール分 ]
油分を溶かしているもので、ウェーブを保つために水分を飛ばす役割もあります。
水分 例えば水分。髪に水分が残っている健康毛の場合は、たくさん水分を与えないとウェーブはダレませんが、乾燥したダメージ毛の場合は、ちょっとの水分でダレてしまいます。
油分は、どちらも油分の重さの影響を受けますが、健康毛のウェーブが伸びきらないのに対し、キューティクルが損傷したダメージ毛は中が空洞になっているので、油分が入りこんで重くなり、すぐに伸びきってダレてしまいます。 油分
アルコール分 アルコール分は、多いと水分を飛ばしすぎるのでダメージ毛のウェーブはダレてしまいますが、逆に健康毛のほうは、少ないと水分を飛ばしきれなくてダレてしまいます。
このあたりが、スタイリング剤選びの難しいところかもしれません。まずは自分の髪質を知ることがポイントのようですね。
各スタイリング剤には、どんな特徴が?
ここでは固体や液体、気体の違いからくる特徴をあげてみます。
[ ローション ]

成分のほとんどは水分(束感をつくるために少量シリコンを含有)。油分は少ないのでアルコール分も少なく、ダメージ毛の空洞に油分が入ることもないので、髪の毛が重くなることもなく、ウェーブはダレにくいが束感もリッジもほとんど出ない。手触りはサラッとしている。カラーの明度は変わらない。
ローション
[ フォーム ]

水分は多いが、泡状にするためにガスが15%ほど含まれている。そのガスが水分を飛ばすので、継続して使うとウェーブがダレがちになることも。束感もリッジもあり、ボリュームが出やすい。手触りはパリッとしているがベタつきはない。カラーの明度はほとんど変わらない。
フォーム
[ ワックス ]

クリーム状とスプレー状のものがある。クリーム状のものは油分が多いが、スプレー状のものは油分が少なく噴射用ガスが含まれているので、髪の水分量に応じて使い分けが必要。太い束感をつくり、セット力も強い。手触りはベトついた感じ。カラーの明度は下がり気味。
ワックス
[ ミスト ]

セット力は強いが、アルコール分が多いので(50〜75%)、水分が飛びやすくパサつく。ダメージ毛や乾燥毛では、ウェーブのダレやカラーの変退色がひどくなる。束感と固い手触りで、ややスクエアなシルエットに。セットスタイルには最適だが、パーマヘアには不向き。明度はあまり下がらない。
ミスト
[ ジェル ]

束の形成力やセット力は強い。ただしアルコール分も多いので(30%)、水分が少ないダメージ毛や乾燥毛ではパサつく。細い束感とやや重い感じで、シルエットはスクエア。明度は下がる。
ジェル
[ トリートメント ]

成分のほとんどを占める保湿成分がウェーブを持続させるが、ドライヤーをかけると保湿効果は薄れてしまう。水分の重さでAラインのシルエット。油分が含まれていない場合は束感はほとんど出ず、見た目はパサついているが、手触りはしっとりしている。カラーの明度は変わらない。
トリートメント
スタイリング剤は、どう選ぶ?
スタイリング剤の特徴がわかったところで、実際にどうやってスタイリング剤を選んだらいいのか、やってみましょう。
/緤量を考える
 スタイリングに必要なのは、まず水分。髪に含まれる水分の量と、スタイリング剤が与える水分の量のバランスを考えることが大切です。
▲廛貊萢の必要性を見極める
 もしあなたの髪のキューティクルが損傷していたら、毛髪内成分の多くが流失してしまうことによって髪のなかに空洞ができるので、油分の多いものを髪につけると、空洞に油分が入り込んで重くなってしまいます。当然、そんな髪は強度も弱くなっているので、油分の重みに耐えきれず、ウェーブはダレてしまいます。そうならないためには、スタイリング前のプレ処理。油分が入り込まないようにコートすることが必要です。
 パサついてるかな、と思ったら、キューティクルは危険信号。スタイリング前のトリートメントを慣行しましょう。
アルコール量をチェックする
 過剰なアルコールは水分を飛ばしてダメージ毛のウェーブのダレを起こし、少なすぎると健康毛の水分を増やしすぎて、水の重さで同様にダレを生じさせ、パーマの持ちを悪くさせます。とはいえ、適量のアルコール分は、ウェーブの再生と保持には必要。アルコールの量には要注意!ですネ。
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※2005年3月1日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税5%の税込価格です。
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