満を持して登場したのは、『air wave』(エアウェーブ)!これまでのパーマ、最近話題のデジタルパーマに続いて、第三のパーマが日本で初公開されました。薬剤でかける従来のパーマや、熱を使ってかけるデジタルパーマとの違いは、その名の通り「エア」を利用し、パーマでは新理論になる「ガラス転移技術」を活用してかけること。apish 坂巻氏、anti 小松氏、RAIZ 木村氏、DaB 八木岡氏のプレゼンテーションによると、新パーマの特徴は、大きく3つだとか。1つ目は、乾いた状態でカールがでるため、シャンプー後の簡単なハンドブローで再現できること。2つ目はデジタルパーマと同様熱を加えるものの、58度の低温でパーマをかけるため、ダメージレスであること。3つ目はウェーブの質感。これまでは難しかった外国人のクセ毛風の、弾力感のあるやわらかなウェーブが出せるようになるそうです。しっとりとした束感のあるウェーブを出せる従来のパーマ、リッジの強いコテで巻いたようなウェーブが出せるデジタルパーマに加えて、デザインの幅が広がる予感です。発売は2007年春の予定。
また、apish 坂巻氏、anti 小松氏、RAIZ 木村氏によるヘアショーでは、それぞれ“テキスタイル/質感”、“シェイプ/形”、“ポテンシャル/可能性”をテーマに、パーマによる女性像を提案。DaB 八木岡氏のトークセミナーでは、今回発売の『air wave』(エアウェーブ)を含め、様々な新システムが生まれくる、現在のパーマ事情についてのゲストとのトークセッションに、満場の観客が熱心に聞き入る姿が見られました。