
傷んだ髪には、アミノ酸系・ベタイン系を
悩みで探すシャンプー
現代人の髪が傷みやすい理由は?
黒髪にまっすぐに切りそろえた髪が大半だった頃にくらべて、パーマやカラーをくり返したり、シャギーを入れた髪は傷みやすくなっています。薬剤を使うとどれだけケアをしても必ず傷みますし、カットも“そぐ”と毛先が傷みやすくなります。アイロン・カーラーの熱もダメージの原因に。現代人の髪は、これらの原因が重なって、相乗効果で傷みやすくなっているのです。だからヘアケアも、昔と同じでは難しくなっています。
トリートメントより、まずはシャンプーをかえて
傷んだ髪は、髪を守るキューティクルがはがれたり、ささくれたりしています。キューティクルが荒れた髪は、髪の中の必要な成分が流れ出しやすくなっている状態。この状態で洗浄力の強いシャンプーを使うと、荒れたキューティクルから、どんどん必要な成分が流れてさらに傷んでしまいます。洗浄力が優しく、ヘアケア効果のあるシャンプーに変えるとよいでしょう。(→「おすすめのシャンプーは?」)
トリートメントは毎日
リンスには髪を改善する効果は低いので、傷んだ髪にはトリートメントを使ってください。一週間に一回ぐらいと考える人が多いですが、現代人の髪には、毎日のトリートメントが理想。美容室でのスペシャルケアも、自宅でのケアがあってこそ効果があるものだと考えてください。