番外編コラム

パーマ液が進化してダメージレスに!

2ヶ月に一度かけることのできる、パーマとは!?
ダメージを最小限におさえる最新事情をご紹介。
スタイリスト 紀平悦子さん

パーマはちょっとしたニュアンスや表情を楽しむのに最適な技術ですし、まとめ髪やアレンジなどもスタイリングしやすいというメリットがあります。ただ、髪が傷むというデメリットを除けば・・・。しかし、昨今、パーマ液が進化してダメージレスになりつつあります。先になぜこれまでのパーマは傷んでいたのかをお話しましょう。まず髪は弱酸性です。一般的なパーマは、アルカリ剤の液を使ってウェーブを作ります。その後、弱酸性に戻すのですが、これまでは、アルカリ剤が完全にぬけきらず、パーマ後もダメージが進行する状態でした。パーマやカラーの後に、専用のシャンプーを使うのは、出来るだけ早く弱酸性に戻すためだったのです。進化したパーマとは、パーマの後処理で中和剤を用いて残留アルカリを除去し、完全に弱酸性に戻すことが出来るようになったもの。また、パーマ液もトリートメント要素を含んだ刺激の少ないものを使用し、時間をかけてパーマをかけることで髪の負担を軽減しています。もちろんダメージゼロではありませんが、2ヶ月に1回、年6回までならパーマスタイルが楽しめるようになりました。パーマスタイルにご無沙汰の方も、安心してチャレンジできますね。

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※2006年9月5日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税5%の税込価格です。
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