欠点をデザインとして活かす逆転の発想
短くするとはねやすいのが悩みですが、寝癖のように見えるから問題になるもの。はねてしまうなら、はねても可愛いようにする逆転の発想がおすすめ。もっさりしないようはねやすい部分の量を少なくして、わざとはねさせているように見せる、トップにボリュームを出して毛先のはねをデザインに見せるなどもできます。
セニングを使わず、丁寧にカット
「クセ毛を活かすには、セニングを使わないのがコツです」と紀平さん。セニングとはすきバサミのこと。髪をすきバサミで細かくすくと、髪の中に短い髪がたくさんできるので、バサバサと広がって余計にまとまらなくなります。本当に不要な部分だけを丁寧にカットし、毛束感をだしてまとまりやすくするのだとか。
コンプレックスもカットでクリア!
絶壁やハチのはりだしなど骨格の悩みは、短くすると目立ちますが、これもカットでカバーできます。ヘアスタイルは全体のバランスが大事。例えば絶壁が気になるなら、トップはふんわり、えり足はタイトにカットすれば、メリハリがでるので凹みが目立たなくなります。ベースのカットだけでカバーしきれない場合は、パーマなど他の技術を組み合わせればよいでしょう。