
『低温ストレート』でスリークに仕上げるACQUA流ストパーテクニック
今はパーマだけでなく、ストレートヘアも注目されています。あなたは今までストパーを経験したことがありますか。ここでは美容界のカリスマ・野沢道生さんが、そんなストレートパーマに関する現状を語ってくれました。

Before
アクアからのアドバイス
『低温ストレート』は、『熱変性しない髪温度』によるアイロン縮毛矯正のこと。高熱により髪のタンパク質が変成すると、髪が硬化します。そうなると矯正後にカラーやパーマが上手くできないこともあります。そこで、低温でも充分に矯正力を発揮する低温ストレート剤を使って、『素髪』の柔らかさを保ちながら、ツヤ感とサラサラヘアを実現させます。また、『髪1本1本のねじれをとく』機能を持つ、凸凹構造の特許アイロンもキーポイント。根元から毛先まで、自然でキレイなストレートを実現させます。
テクニック

1.毛髪診断をした後に、『パワーソリューションH-K』をダメージ部分に塗布して、ドライヤーで熱を与える。

2.『パワーソリューションH-Kクリーム』を、毛先などのハイダメージ部分にもみ込むように塗布。

3.第1剤の設定。低温ストレート剤『セラフィEX』と専用調整剤『バッファーコントローラー』を規定の割合でミックス。

4.根元から中間に第1剤を塗布。クセの強い部分から、地肌につかないようハケで丁寧に塗布する。

5.根元・中間部分から時間差をおいて、毛先用にコントロールした第1剤を塗布。必要に応じて中間に重ね塗り。

6.軟化チェック後に水洗し、『パワーソリューションH-K』を塗布して完全ドライする。

7.アイロン操作。パネルは1cmの厚さでオンザベースで引き出す。設定温度は150℃を基本に140〜160℃。

8.パネルをしっかり持ち、クセの強い根元〜中間を数回、しっかりスルー。クセが強い場合は回数を増やす。

9.コームをアイロンにくっつけて、アイロンで押すように進める。

10.毛先まで、アイロン操作を進める。同様にコームを使って、毛先までスルーする。

11.中間から毛先のスルーは2回程度行う。2回目は仕上がりを想定して納まりやすい位置に降ろす。

12.アイロン操作を終えたら、根元から毛先まで第2剤をしっかり塗布。タイムは10〜15分間自然放置。

13.第2剤を水洗し、後処理として『アシッドケア』を全体的に塗布する。

14.さらに、手のひらで伸ばした『アーユル・エッセンス』を毛先に塗布し、ドライして仕上げる。
完成スタイル:ほんのり内巻きのスリークな質感
ローレイヤーをベースに、スライドカットで毛量調整。カラーは
9トーンのアッシュ系に、12トーンのゴールドベージュでハイ
ライト。毛先を少し内巻きにした低温ストレートによる施術で、
根元から毛先まで均一にスリークなストレートヘアに
チェンジしました。

アイテム

凹凸構造で髪のねじれをとく
STR.ストレートアイロン
特許取得の凹凸構造アイロン。ICパルス温度制御とバネ内蔵のヒートパネルによる安定した熱伝導が特長。

軟化スピードをアップした低温ストレート剤
セラフィEX
しなやかなスリーク系の仕上がりが特長の低温ストレート剤。高浸透クリームで軟化スピードをアップしたEXバージョン。

自然な丸みを表現するストレート剤
セラフィ
しっとり、柔らかなエモリエント系の仕上がりが特長の低温ストレート剤。自然な丸みを持つストレート表現が可能。

薬剤を調整するトリートメント
バッファーコントローラー(B.C.)
ダメージに応じた薬剤のパワー調整をしながら、トリートメント効果をプラス。ケラチン、コラーゲンを配合。

人毛にこだわったケラチンPPT
パワーソリューションH-K
人毛ケラチンをベースにした、最重要アミノ酸『人毛シスチン』を配合したPPT。高い補修力と定着性が高いのが特長。

高分子のケラチントリートメント
パワーソリューションH-Kクリーム
『H-K』と合わせて浸透力の高い、2種類の高分子ケラチンをブレンド。セラミドの保湿力もプラスしたケラチントリートメント

髪を弱酸性にする洗い流さないトリートメント
アシッドケア
残留アルカリを除去し、髪を健康な弱酸性(アシッド)にキープする、洗い流さないトリートメント。ケラチンPPT、シルクPPT配合。

セサミンオイルの働きで髪に潤いを与える
アーユルエッセンス
インド発祥のヘアエステ技法『アーユルヴェータ』に学んだエッセンス剤。ツヤ、潤いを失ったパサついたダメージ・ヘアに最適。
商品について詳しくはコチラ →http://jewel-cosme.jp/