デザイン&カラーで『旬』を作るNATURA流ボブのポイントはコレ!
技術に定評のある青山のサロンNATURAの塩崎さんと智堂さんに、これからのカラー&ボブスタイルのポイントをうかがいました。しっかりチェックして旬のボブスタイルを手に入れて!
Point01:ベースカットは中間から丸みのAライン
これまでのボブは、毛先に丸みをつけたやや重めのAラインが主流でした。しかし今からの旬は、中間から丸みを出すのがポイントになるでしょう。これは、スタイル全体に動きや流れを求めるため、より立体感を必要とするからです。カラーで明度を上げてローライトやハイライトを入れるため、中間部分に『見せ場』がほしいですね。表面はグロッシーなツヤ感を出し、中間から毛先にはエアリー感を出す。それが女性らしいボブの決め手です。
Point02:明るく軽いカラーが今旬のトレンド
ボブにマッチしたカラーリングに関して、薄くて柔らかい色味が注目されるでしょう。明るさは9〜10レベルで、やや明るい色味です。さらに、ツヤ感を重視した『グロッシー』なデザインがキーワードに。そのため、薄くて弱いカラー剤を、時間をかけてじっくり入れるのがコツです。これで髪にダメージを与えず、明るい色がしっかり入ります。
Point03:色味はベージュ系をベースにミックス
この夏のヘアカラーは、ベージュ系のミックスカラーがおすすめ。『ニュートラル』『ブラウン』『ベージュブラウン』をベースにして、色味系のカラーをミックスして個性を引き立てます。色味としては、アッシュ系、グリーン系、イエロー系、オレンジ系、ピンク系、バイオレット系などです。彩度を控えめにしたカラーなら、きつすぎず鮮やかな色味になるでしょう。また、パール系をベースにすれば、さらにグロス感がアップします。
Point04:トリートメント効果のパーマで褪色防止
女性らしく可愛い動きを出すために、今やパーマは欠かせないアイテムになっています。パーマはデザインを引き立てるだけでなく、スタイリングしやすくなるというメリットも。しかし、カラー毛にパーマをかけると褪色が気になります。そこで、トリートメント効果のあるコスメ系パーマがおすすめ。弱アルカリのパーマ剤なら、褪色が防げるだけでなく、髪に優しくしっとりとした手触りに生まれ変わります。
Point05:当日のシャンプーを控えて色持ちよく
明るめのカラーをした場合、やはり気になるのが色持ち。パーマ同様、通常のカラーの定着は48時間とされています。その間にシャンプーをすると退色します。それを防止するために、当日のシャンプーは控えてください。翌日は、髪を濡らしてトリートメントのみがベスト。シャンプーは2日後が望ましいでしょう。当日はサロンでシャンプーをしているので、カラー専用シャンプーでも控えて。それが、カラーの色持ちを良くする秘訣です。