今までのパーマとここが違う、ここがスゴい!知っておきたい『ケラチーヌ』Q&A今までのパーマとここが違う、ここがスゴい!知っておきたい『ケラチーヌ』Q&A

さまざまな種類のパーマシステムが開発されている中で、このケラチンパーマも注目を集めている新タイプのパーマです。ここでは、ケラチンパーマ『ケラチーヌ』に関する素朴な疑問にお答えします。さまざまな種類のパーマシステムが開発されている中で、このケラチンパーマも注目を集めている新タイプのパーマです。ここでは、ケラチンパーマ『ケラチーヌ』に関する素朴な疑問にお答えします。

Q.ケラチンパーマ『ケラチーヌ』はどんなパーマ?Q.ケラチンパーマ『ケラチーヌ』はどんなパーマ?

A.ダメージ毛を修復するコスメ系パーマです!A.ダメージ毛を修復するコスメ系パーマです!

ケラチンパーマとは、髪と同じ成分のケラチンを配合したコスメ系のカーリング剤を使用したパーマのこと。髪は薬剤処理を繰り返すとダメージを受け、毛髪内部のタンパク質が流出します。その失ったタンパク質をケラチンで補充しながらパーマをかけるのがケラチンパーマです。つまり、ケラチンパーマはダメージ修復パーマと言えます。ダメージ毛やカラー毛に最適で、コスメ系のカーリング剤なのでカラーとの同時施術ができます。さらに、コールドパーマでもホット系パーマでも使用できるメリットがあります。

Q.ケラチンパーマ『ケラチーヌ』でどんなスタイルになるの?Q.ケラチンパーマ『ケラチーヌ』でどんなスタイルになるの?

A.リッジの効いたゆるふわパーマに仕上がります!A.リッジの効いたゆるふわパーマに仕上がります!

ケラチンパーマはハード系やクリクリパーマではなく、『ソフトなパーマ』や『やわらかいカール』にしたい人に最適です。また、髪と同じケラチンを主成分にしているので、ダメージを負った毛先にもしっかりかかります。しかも、髪の内部を修復するので、繰り返しかけても安心。巻き髪や内巻きヘアを持続させたい人におすすめです。ただし、今までパーマやカラーをかけていないバージン毛や健康毛にはやや不向きな場合があります。傷んだ髪にソフトな質感パーマをかける、それがケラチンパーマの特長です。

Q.髪にどれくらいのダメージや負担がかかるの?Q.髪にどれくらいのダメージや負担がかかるの?

A.薬剤の浸透性が高いためダメージレスです!A.薬剤の浸透性が高いためダメージレスです!

基本的に、ケラチンパーマはダメージレスのパーマです。その理由は、髪の内部を補修するケラチンの効果。もうひとつは『システアミン』という成分の効果によります。髪の内側にパーマ液を浸透させるために、従来のパーマでは髪を守るキューティクルを広げてかけていました。しかし、ケラチンパーマは非常に分子量が小さいためその必要がありません。つまり、髪に無理な負担を与えずに、薬剤の浸透性と効果を高めているのがダメージレスの理由です。

Q.カラーをした髪はどれくらい退色するの?Q.カラーをした髪はどれくらい退色するの?

A.ペーハーが中性値なのでほとんど退色しません!A.ペーハーが中性値なのでほとんど退色しません!

ケラチーヌの場合、ペーハー値が8で中性に近い状態です。そのため、カラーの退色がほとんど見られません。また、パーマの還元力がゆるやかに作用するので、髪に負担をかけないのが大きな特長です。さらに、ケラチンパーマはコスメ系カーリング剤なので、カラーとの同時施術が可能です。従来のパーマの場合、実はパーマとカラーの同時施術が薬事法で禁止されています。でも、時間に忙しい女性なら同時にしてほしいですよね。そんな方でもケラチンパーマなら、安心してカラー&パーマが楽しめます。

Q.パーマの持ちはどれくらいなの?Q.パーマの持ちはどれくらいなの?

A.従来のパーマと同じくらい約2ヶ月です!従来のパーマと同じくらい約2ヶ月です!

ケラチンパーマの持続性は、従来のパーマと同じように約2ヶ月くらいです。これは、ダメージ毛の内部を修復しながらパーマをかけるので、コスメ系のカーリング剤の中でも高い持続性がキープされています。ケラチンパーマは、ゆるやかなカールでしっかりしたリッジ感が再現されるので、きれいなパーマヘアが楽しめます。逆にかかりにくいのは、完全な健康毛やバージン毛。つまり、ケラチーヌはダメージ部分を手当てしながらパーマをかけるという、現代女性の要望に応えたパーマです。

Q.スタイリングやホームケアは難しいの?Q.スタイリングやホームケアは難しいの?

A.丁寧にドライすれば簡単にリッジが蘇ります!A.丁寧にドライすれば簡単にリッジが蘇ります!

ケラチンパーマは、ハンドドライでもコテを使っても大丈夫。カール部分にリッジ感が蘇ります。まず、洗い流さないタイプのトリートメントを、ウェット時に塗布。ハンドドライではカールを手で包み込むようにていねいに乾かします。そのままでカール感が再現すれば、後はキープ力のあるワックスをサラッとつけて。また、しっかりしたカールを出したい人は、80%くらいハンドドライをして、仕上げでアイロンやロールブラシで巻いて、後はワックスでスタイリングしてください。

Hair&Make/杉浦成規(afloat-f)、前原穂高、坂本弥生、(以上、Xel-Ha)/  Photo/真田十紀成  Stylist/森外玖水子  Text/前田正明  構成/らしさ編集部
取材協力:afloat-f(アフロート エフ)、Xel-Ha(シェルハ)

※2008年10月7日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税5%の税込価格です。
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