美しいデザインや再現性の高いスタイル作りにつなげるために、ベースとなるパーマテクニックをご紹介します。
動きの出ない髪にソフトな動きを与える
少し硬い髪質で、柔らかさと動きが出ない状態です。 しかも、乾燥毛でパサつきが見られます。そこで、モイストウェーブで髪へのダメージを抑えながら、柔らかいニュアンスカールをかけます。
スタイル作りのベースと
なるパーマを創作する
ヘアをデザインする上で大切なのは、お客さまがスタイリングしやすいように再現性を高めることです。ここでは、乾燥毛にうるおいを与えるモイストウェーブで施術して、美しいスタイル作りにつながる、そんなベースとなるパーマをかけます。ナチュラルでソフトなニュアンスを毛先に求めました。
最新パーマシステム『モイストウェーブ』を実現する加温器。毛髪内部の蒸気の力で効率よく加温します。
◆お問い合わせ
アドバンス有限会社/TEL.0562-85-1133
http://www.advance-beauty.jp
1.前処理。カウンセリング後にシャンプーしてADコンプレックスを塗布しドライします。
2.ワインディング。モイストウェーブ専用のカーリング剤、もしくは弱めのパーマ剤をつけ巻きでワインディングします。
3.ワインディング終了。
前髪は23mm、トップは26mm。サイドとバックは23mmと20mmを2本。
バックサイドは23mm、20mm、17mm。
4.アクアラップ装着。先端をラバーにかけてロッド全体にセットします。
5.アクアラップ装着終了。
6.クリップヒーター装着。アクアラップの上からさらにセットします。
7.ナノアクアに接続。コードを接続して3分間湿熱加温します。
8.クーリング。加温後にそのまま3分間放置して蒸らします。
9.テストカール。
10.2剤塗布。ADフレックスで中間リンスをした後に2剤を5分+5分で2度づけします。
11.ロッドアウト。この後、後処理をしてドライしスタイリングします。
柔らかい質感を出したナチュラルなデザイン
中間から毛先に柔らかい質感パーマをかけて、トップをふんわり立ち上げたナチュラルなカールスタイル。湿熱効果のモイストウェーブで髪にダメージを与えず、美しいスタイル作りにつなげるためにナチュラルなパーマでデザインしました。