毛量が多くて硬い髪質をデザイン的に仕上げたメンズヘアの提案です。柔らかいタッチで、ツーブロックを織り交ぜたソフトモヒカンテイストに仕上げます。
多毛で硬い髪に軽い動きと柔らかい質感を与える
かなり毛量が多く硬くて広がりやすい髪質です。そこで、動きやすく束感が出るように、根元から毛先に向かったスライドカットで長短をつけて、毛量調整をしながら質感を与えます。
毛量が多くて硬い髪質なので、全体に柔らかい質感にカットします。ネープとサイドはツーブロック風に短く刈上げ。表面は毛先に柔らかい質感を与えて、トップはソフトモヒカン風に高さを残しています。表面の束感は、セニングを使ったスライドカットを根元から入れます。毛量を調整しながら長短をつけているところがポイントです。
ヘアスタイリストのニーズに応えるハイクオリティの『ジョーウェル・シリーズ』。あらゆるカッティング・テクニックに対応できる、プロフェッショナル専用の最高級シザーズです。
▼お問い合わせ
東光舎 TEL.03-3945-4011
http://www.joewell.co.jp
1／バックのカット。V字ラインでアンダーセクションを刈り上げるように短くカット。使用するハサミはXPG-60（ブラント用）。
2／サイドも刈り上げるようにカット。逆サイドも同様にカットする。
3／カットした毛先をセニングでぼかす。使用するハサミはXPG-Ｗ17（セニング用）。
4／表面にかかる髪をカット。チョップカットでラインをぼかす。使用するハサミはXPG-60。
5／両サイドを同様にカットする。
6／バックの毛先にレイヤーを入れる。バック全体をレイヤーカットする。
7／さらに、バックのミドルセクションも同様にレイヤーカット。
8／サイドの表面もレイヤーカット。バックの延長でサイドをつなげる。逆サイドも同様に。
9／トップにレイヤーを入れる。パネルを真上に引き出してチョップカット。少し長めでモヒカンラインにガイドを作る。
10／前髪のカット。チョップカットでラインをぼかす。少し長さを残して顔周りにつなげる。
11／トップと前髪をチョップカットでつなげる。
12／トップとサイドをレイヤーカットでつなげる。前髪までカットを進めトップ全体にレイヤーを入れる。
13／ドライカット。毛量が多いのでアンダーセクションはセニングで根元からスライドカットで束感を出す。使用するハサミはXPG-Ｗ17。
14／ミドルセクションも同様にセニングでスライドカット。束感を出しやすくする。
15／トップもセニングでスライドカットをし、ハチ周りや耳後ろなど量感を感じる部分の毛量調整をする。
16／前髪の毛先をセニングカット。ラインをぼかしてソフトな質感にする。
17／カット終了。
高さを出したソフトモヒカン風の質感ショートヘア
アンダーセクションをツーブロック風に刈り上げて、トップに長さを残したソフトモヒカン風のスタイル。毛量が多い部分は根元から毛量調整し、毛先はソフトな質感にカット。スタイリングでトップに高さを出しています。
