実は、完全にストレート(直毛)の人はほんの一握り。はっきりとわかるクセがない人でも、髪の一部分だけがうねったり生えグセがあったりと、隠れたクセ毛の人も多いのです。髪を短くすると、長さが短くなった分髪が軽くなるので、こういったクセが分かりやすくなります。 対策は、クセの強さや種類によって様々です。 1.カットで対策 クセがある場合は、むやみにすかないことが大切。本当に必要な部分を見極めてカットしてもらうと、驚くほど扱いやすくなることも。また、逆転の発想であえてクセを強調し、ハネやウェーブをデザインとして楽しむのも手です。 2.パーマで対策 弱いクセや部分的なクセなら、手軽なのはポイントパーマやポイントストレートパーマ。うねる部分に毛流れを整えるパーマをかけたり、前髪やえり足などクセの強い部分だけストレートで伸ばしたりしてもいいでしょう。クセより強いパーマをかけてデザインを楽しむこともできます。 3.縮毛矯正で対策 縮毛矯正は根元一センチ以上であればかけられますが、伸びてきた部分はクセ毛のまま。完全なストレートを保つにはこまめなメンテナンスが必要になるので注意して。縮毛矯正はダメージがでやすいので、毎回全体にかけるのではなく、伸びた部分にだけかけてもらうようにしましょう。 4.スタイリングで対策 クセ毛の人にオススメのスタイリング剤は、トリートメントムース。ムースタイプであれば全体に均等につけやすく、光が乱反射して乾燥して見えがちな髪にツヤを与えてくれます。クセを活かしたいときは、ドライヤーを使わず、洗い流さないタイプのトリートメントで髪を保護して自然乾燥を。 クセ毛には色々なタイプがあり、強さもでる場所も千差万別。ひとりとして同じクセの人はいません。実際の対策はクセの出方によって変わってくるので、今回の記事を参考に、信頼する美容師さんに相談するようにしてくださいね。