イメチェンに一番大切なのは、チェンジ後のイメージを美容師さんといかに共有するか。特に大きくイメチェンしたい場合は、言葉だけでなく、写真やヘアスタイルの切り抜きなどを必ず持参するようにしましょう。どんな風に変わりたいかを、目に見える形で伝えるのが成功の秘訣です。また、美容師さんはその人のメイクや服装もチェックしてヘアスタイルを提案します。「こんなファッションやメイクにあわせた髪型になりたい」というのであれば、美容室に行く日には服装やメイクにも気を配るとよいでしょう。 意外に盲点なのが美容室のチョイス。美容師さんひとり一人はもちろん、美容室にもそれぞれ好みや得意分野が必ずあります。なりたいイメージがはっきりしている場合は、好みのヘアスタイルをインターネットや雑誌などで見つけて、実際にその美容室にいってみるのも一つの手です。 ただし、美容室を変えるのは髪質やクセ、施術の履歴を理解してもらう上ではデメリットにも。「いつもの美容室」ではイメチェンが出来ないのではなく、ライフスタイルやホームケアがどこまでできるかを知っているために、あえてイメチェンを提案していない場合もあります。なかなか変わらないな、と思ったら、まずは予約時やカウンセリングの際に、しっかりと変わりたいことを伝えてみて。また、「前髪は絶対作らない」「パーマやカラーは絶対ダメ」「スタイリング剤は絶対使いたくない」「髪を切るのは絶対イヤ」など“ダメ”の数が多いほどにイメチェンは難しくなります。固定観念をあえてはずして、普段はしないことを試してみるのもオススメです。