STEP2 髪ツヤと潤いを取り戻す 正しいトリートメント

地肌中心の正しいシャンプーをした後は、最大限トリートメントの効果を
実感できる方法でヘアケアを。毎日続けることで、今まで以上に健やか
で、艶やかな髪が蘇ってくるはずです!

毎日の正しいケアで美しい髪へ

現代人の傷んだ髪には、
必ず毎日のトリートメントを!

START

トリートメント

トリートメントをつける量や放置時間、コーミングなどを覚えて、もっともっとキレイな髪に。

1.水気をきる

きちんと水気をきって

手のひらを合わせて、毛先の水をきります。ショートへアの場合は、オールバックにするように手で髪をなでつければOK。

これはNG!
水気が多いと・・・

水気が多すぎると、トリートメント剤が流れてしまいます。効果が半減するので、水きりはしっかりと。

2.トリートメントの量は?

レングス別に調整をして

トリートメント剤にもよりますが、ミディアムヘアでさくらんぼ大程度が標準。ロングの場合は多めに、など長さによって調整を。

3.髪につける場所は?

中間から毛先正しい場所は?

トリートメントは、髪の根元からみて、中間から毛先につけて。髪の長さで考えると、必要な場所につかないので要注意!

ここに注意!
根元にはつけないで!

トリートメント剤は、髪の根元にはつけません。理由は、せっかく洗った毛穴が詰まってしまうことと、髪がペタンと寝てしまうため。

4.毛先から順につける

指の間にもまんべんなく

指先や指の間にもていねいにトリートメント剤を伸ばします。こうすると、手ぐしを通したときに髪につきやすくなります。

熊手のように手をつかって

手を熊手のように広げ、手ぐしを通すようにして下から上に向かってトリートメント剤をつけていきます。

ショートヘアは?
短い髪にはこうつける

表面をなでつけるようにつけていきます。特に傷んでいる部分の髪は、つまむようになじませてみて。

5.全体に行き渡らせる

手ぐしでなじませる

手ぐしをして、トリートメント剤をまんべんなく全体に行き渡らせていきます。

コーミングでさらに効果を

手ぐしのかわりに目の粗いコームでとかせば、さらに細かい部分にまでトリートメントが行き渡るのでおすすめ!

おすすめアイテム
目の粗いコームを

目が細かすぎるとぬれた髪にダメージを与えかねず、トリートメントを削ぎとってしまうので要注意!

6.ひと手間プラス!

毛先にもみこむ

指2〜3本で毛先をつまみ、下に滑らせます。指にザラつきを感じなくなればOK。浸透力が高まりしっとりとした仕上がりに。

7.3〜5分置く

蒸しタオルで髪を包んで

タオルを熱いお湯につけて絞り、蒸しタオルを作って髪を包みます。トリートメントの浸透力がグッと高まります。

ポイント
放置時間は3〜5分

3〜5分の放置が目安。30分以上置くという声もありますが、一定時間を過ぎればあまり効果は変わらなくなるもの。長くても10分を目安にして。

8.すすぎ過ぎない

流しすぎないのが大切

すすぎは余分なヌルヌル感が取れ、髪にしっとり感が残るぐらいの感触になったらOK。流しすぎないよう注意して。

これはNG!
完全に流してしまうとNG

すすぎすぎてしまうと、効果が弱くなってしまいます。しっかり流さないとイヤな人は、トリートメントを長めに放置して、キシキシにならない程度にすすいで。

はみ出しコラム
トリートメントは毎日が基本

ヘアスタイルやライフスタイルの変化で、現代人の髪はダメージが大きくなっています。トリートメントはスペシャルケアと考えず、毎日使うことが大切。

リンスやコンディショナーは?

間違えている人が多いのですが、リンスは髪の表面をコーティングするもの。髪の栄養を補うトリートメントの前に使うと、トリートメントの効果が悪くなるので注意して。コンディショナーやリンスと併用するよりも、コンディショナーとトリートメントのふたつを購入するお金で、効果の高いトリートメント剤を購入し使用したほうがベター。ちなみに、リンス<コンディショナー<トリートメントの順で、髪に効果があります。

短くてもトリートメントはするの?

パーマやカラーをしていない健康な髪であれば、シャンプーだけでOKです。でも、短くてもパーマやカラーをしている人の髪は、やはり傷んでいるもの。手を抜かず、トリートメントするようにしましょう。


※2006年8月8日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税5%の税込価格です。
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