CARE 大國 敦が教えるアンヴィエ テクニック 7レベルのバイオレットを使って美しいツヤを蘇らせる

黄色くパサついた髪色を、暖色系のピュアブラウンでトーンダウン。7レベルのバイオレットを混ぜて黄味をしっかりと抑えます。トーンダウンしても硬い質感にならないよう、アッシュブラウンも加えてほどよく薄め、深み×透明感のバランスを取ります。

Counseling

髪質は細めで毛量は普通。ハイトーンのカラーリングを続けてきたせいでダメージが進んでいます。明度は10レベルで、イエローからオレンジの残留色素があり傷みが目立つ状態。

アンヴィエ ヘアカラー・カラーリングプロセス

Advice

アンダーの黄味を見極めて
バイオレットの濃度を調整します

CARE KOBE サブチーフ 大國 敦さん

バイオレット系は黄味を抑えてツヤを出したい時に最適ですが、入れすぎると赤みが強く出て派手になったり、また沈んで重くなることもあるので、アンダーをしっかり見極めながら調合しましょう。今回のレシピは、根元をアンヴィエ ヘアカラーPB8+VB5+AB8(1:1:1/ブルーオキシ6%)、既染部はPB8+VB7+AB8(1:1:1/ブルーオキシ3%)でワンメイク。ベースの黄味が強かったので、既染部に濃いめの7レベルを使っています。

Item

1.アンヴィエ プレトリートメントで前処理。スプレイヤーを使って中間から毛先中心に均一に塗布します。

2.新生部の薬剤を調合。アンヴィエ ヘアカラーPB8+VB5+AB8(1:1:1)とブルーオキシ6%を使用。発色が早い薬剤なので、混ぜたら短時間で塗布します。

3.えり足や耳後ろなど、染まりにくい場所から塗布していきます。

4.染まりやすい顔まわりは最後に塗布します。塗り忘れがないように。

5.時間は置かず、すぐに既染部の中間部を塗っていきます。薬剤はアンヴィエ ヘアカラー PB8+VB7+AB8(1:1:1/ブルーオキシ3%)。

6.中間部を塗布したら、そのまま毛先も塗布して、きれいにコーミングしてから約10分放置します。

7.後処理。薬剤の上からアンヴィエ アフタートリートメントを塗布。地肌全体にいきわたるようにつけていきます。

8.やさしくもみ込みながら乳化させて、毛穴につまった薬剤を浮き上がらせます。同時に残留アルカリも除去。

WHITEHOUSE 増淵 太一が教えるアンヴィエテクニック 愛らしさを大切に、ツヤのある暖色系ナチュラルベージュを提案

Hair&Make/大國 敦(CARE KOBE) Photo/奥村 浩毅 Text/高田 秀子 構成/らしさ編集部
取材協力:CARE(ケア)

※2015年1月6日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税8%の税込価格です。
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