スペシャルトーク/坂巻哲也が語る 質感リメイクのストレートパーマスペシャルトーク/坂巻哲也が語る 質感リメイクのストレートパーマ

今回のストレートヘア特集でさまざまな提案をしていただいたapishの坂巻哲也さんに
最新のストレートヘア事情と『シスキュア』に関する実感を語っていただきました。

apish 代表
坂巻哲也さん>>

サロンワークを中心に、独自の技術理論を用いて全国各地のセミナーやヘアショーに出演。薬剤、美容機器の研究開発にも携わり、スタイリング剤やメイクアップブラシなどの商品プロデュースで数々のヒット商品を生み出す。TV、ビューティーコロシアムにレギュラー出演中。近年、コンサルティングでもその発想が好評を得ている。

ストレートからその先のニーズにお応えする

今までクセで悩んでいた人は、ただストレートになれば満足というケースがほとんどでした。しかし最近は、ほとんどのお客さまがストレートパーマに質感を求めています。実際に『質感』という言葉は使いませんが、「クセを取りながらゴワついた髪をしなやかにしてほしい」とか「クセを取りながらしっとりと収まりをつけたい」、あるいは「クセによるボリュームを抑えながら毛先は柔らかくしたい」といった質感にこだわるご要望が増えています。ただ単にクセを伸ばしてまっすぐなストレートにするというのは、もうお客さまは求めていないようです。つまり、ストレート感から先のニーズを求める、そんな傾向が強くなっていますね。

今までトライできなかったスタイルが可能になる

サロンでストレートヘアをプロデュースする場合、2つのパターンが考えられます。まず、初めてご来店された時はクセを伸ばしながらサラサラの柔らかいスタイルを楽しんでもらうという方法。そして次のご来店ではカットでつなぎ、さらに3度目で根元の伸びたクセをリタッチして、毛先にカール感を出してあげるというパターンです。そんな、長いサイクルでプロデュースすればデザインの幅が広がりお客さまも喜ばれるはずです。ただし、お客さまがお望みならば、最初に毛先にニュアンスをつけたスタイルを提案してもいいでしょう。また、差別化という意味で、他店でストレートパーマのみだったお客さまに対して、今までトライできなかったスタイルが『シスキュア』で可能になると思います。

パーソナルなデザインを永遠にプロデュースできる

今回使用した『シスキュア』は、ストレートにリメイクするという点において大きな実力を発揮しますが、さらに熱変性した髪に対して非常に高い効果があると実感しました。例えば、今まで縮毛矯正をしていた髪に『シスキュア』を使うことで、柔らかい風合いに生まれ変わります。根元のクセを1Hでしっかり伸ばし、毛先は1Nで微軟化させて低温ストレートでスルーする。これにより、毛先がしなやかにまとまります。また、ストレートは飽きたので、毛先にニュアンスやカールなどを求める場合でも再現性が高いです。そういう意味において『シスキュア』の最大のメリットは、お客さまのパーソナルなデザインをトータルで長期的にあるいは永遠にプロデュースできるというところにあると言えますね。

Hair/坂巻哲也(apish) Make/吉田美穂(apish) Photo/浅田敏之 Stylist/森外玖水子 Text/前田正明 構成/らしさ編集部
取材協力:apish(アピッシュ)

※2010年5月11日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税5%の税込価格です。
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