Xel-Ha流テクニック解説/クセ毛でも可能なストレートとカールのコラボレーション
雑誌に載っているスタイルになりたいけどあきらめていた。そんな、クセでお悩みの方でも
可能にする低温ストレートによるストレート+カールのコラボレーションスタイルです。
Before
前髪の生えグセを修正してツヤ感を
髪質はふつうですがうねるクセがあり、前髪は右に流れる生えグセがあります。また、ダメージは中損傷でパサつきも。ここでは毛先のまとまりを修正し、前髪はフルバングでツヤ感を与えます。さらに、ワインディングでストレートと巻き髪を同時にデザインします。
髪質に応じてアイロンの温度は80〜120℃で操作して
Xel-Ha 代表/宮村浩気さん>>
クセで悩んでいる人に、ストレートとカールでデザイン的な提案をしてみます。低温ストレートなら今までなりたかったヘアにトライでき、さらに満足感を提供できます。アイロンの温度設定は100℃を目安にし、髪質やダメージ応じて80〜120℃で操作してください。
Pick up Item 今回使用したアイテムは?
キュアチェンジのストレート
『シスキュア』
セラミド配合で
コンディションを整える
『プロディレクト Ce+』
残留システインを
除去する
『プロディレクト CB』

PROCESS 技術プロセス
1.前処理。カウンセリングでクセをチェックし、プレシャンプー後にプロディレクト Ce+を全体的に馴染ませる。
2.1剤(1N)塗布。根元を少しあけて毛先まで全体的に塗布する。
3.アイロンスルー。使用するのはアスパアイロンで温度設定は100℃。根元から中間までゆっくりスルーする。
4.毛先は手首を返してゆるやかな内巻きのアールをつける。
5.ワインディング。サイドとバックの下段は26mm、バックの上段のみ29mmのロッドでそれぞれ1回転半巻く。
6.ワインディング終了。タイムは5〜10分間自然放置。
7.テストカール。ロッド径の1.5倍が目安。チェック後にロッドアウトせずにそのまま中間水洗する。
8.2剤塗布。根元からロッドまではクリームタイプを均一に塗布する。
9.ワインディング部分はリキッドタイプを塗布。10分間自然放置し、ロッドアウト後に水洗。
10.アフタートリートメント。後処理でプロディレクト CBを塗布し水洗する。
11.スタイリング。ヘアフィニ AW30を手のひらで薄く伸ばして全体的に束感を作りながら塗布する。
12.スプレーを塗布。カール部分にスタイリング キュアをスプレーしてカールに浮遊感を与える。