スペシャルトーク/宮村浩気が語る 質感リメイクのストレートパーマ
今回のストレートヘア特集でさまざまな提案をしていただいたXel-Haの宮村浩気さんに
最新のストレートヘア事情と『シスキュア』に関する実感を語っていただきました。
『女性を必ずきれいにする』をモットーに、その人のなりたい美しい髪を創造するトップヘアデザイナー。常に高度なテクニックを駆使し最先端のトレンドを発信。現在、『Xel-Ha』と『afloat-f』の2店舗を経営。サロンワークを中心に、CM・テレビ・雑誌等の撮影でヘアメイクとしても活躍し、タレントやプロモデルからも高い信頼を得ている。
ストレートパーマでもデザイン的な表現を
ストレートパーマで来店されるお客さまは非常に多いですが、ニーズはただ直線的なストレートではなく丸みのフォルムにしてほしいという方がほとんどです。また、クセは抑えたいがボリューム感は残したいというご要望も多いですね。これらは年齢層に関係なく、皆さんがそうおっしゃいます。そんな時は、根元を1〜2cmほど残してクセを生かした立ち上げを出し、中間をストレートにして毛先にニュアンスを求めるという感じで施術をしています。つまり、ストレートパーマでもデザイン的な表現ができるような提案を心がけています。そんな時にこの『シスキュア』は、今までのストレートパーマとは違うデザイン提案ができる薬剤としてかなり重宝します。
女性らしさ印象づける顔まわりにストレートを
最近のニーズでは、顔まわりだけストレートにしたいという方が増えました。例えば、 フェイスラインをジグザグにスライスして、前髪からもみあげまでをストレートにする感じです。それに対して、バックはクセを生かしてルーズな動きを表現しています。後ろがクセでうねっていても、顔まわりがストレートできれいな質感に揃っていれば、それは 1つのデザインとして成立します。そんなご要望が多いですね。それと、前髪は最後までストレートに伸ばすのではなく、少し流れるように毛先を残すのがニュアンス的に可愛らしさを表現するポイントです。やはり、顔まわりは第一印象として女性らしさが決定するので、この部分のデザインは大切だと思います。
スタイリングは表面にソフトな質感とツヤ感を
ホームケアやスタイリングに関して、あまりスタイリング剤をつけすぎないようにアドバイスしています。スタイリング剤の重さと湿気でクセが戻る可能性があるので、つける場合はヘアオイルをおすすめしています。例えば、オイルとヘアクリームをミックスして塗布すると、クセを抑えながらしっとり感が生まれます。さらに、ロールブラシを表面に使うことで、ふんわりしたソフトな質感とツヤ感が生まれるので、その使い方などもお教えしていますね。今回、スタイリングで『クリエイティブ フェリエ カラーケアUV』を使用しましたが、これから紫外線の多い季節に髪を保護しながら美しくストレートヘアをキープできるのでおすすめできるスタイリング剤ですね。