Before
太さや毛量はふつうですが、やや柔らかい髪質でクセも少しある状態です。ダメージは中損傷毛。うねるクセを生かしながら、モイストウェーブでふんわりパーマをかけます。
AFLOAT Xel-Ha・SKY
マネージングディレクター
ケンイチさん
髪に長さがある場合、ベースカットに合わせたワインディングを心がけます。今回は軟毛をふんわりさせ、クセを生かしながら毛先にカールを作ります。湿熱で髪にうるおいを与えるモイストウェーブならではのテクニックで仕上げます。
1/前処理。パーマをかける部分にオーブ・リミナンスとクロスリンク1(2:1)を塗布して、超音波アイロンでスルーする。
2/1剤塗布。髪質に応じて薬剤を選択。ここではリブラ・アシッドを塗布する。
3/ワインディング。デザインに応じてロッドを選定する。平巻きベースでフェイスラインと耳後ろは逆巻きに。
4/ワインディング終了。レイヤーカットに合わせて巻き収める。
23mmをベースにネープは20mm、トップは26mmのロッドを使用する。
5/アクアラップ装着。先端をラバーにかけてロッド全体にセットする。
6/アクアラップ装着終了。
7/クリップヒーター装着。アクアラップの上からさらにセットする。
8/クリップヒーター装着終了。
9/ナノアクアとクリップヒーターのコードを接続する。
10/コードを接続して5分間湿熱加温。加温後にそのまま3分間放置して蒸らす。
11/テストカール。
12/中間処理。TGソリューションとクロスリンク1(2:1)を塗布する。
13/2剤塗布。リブランス2を塗布し8分間放置する。
14/後処理。オーブ・レイを塗布する。
15/オーブ・レイを毛先にもみ込むようにして馴染ませる。
根元からふんわり感を出して、毛先にしっかりしたリッジ感のカールを作ったランダムな動きのパーマスタイル。
ワインディングはレイヤーカットに合わせて、顔周りと耳後ろは逆巻きでアクセントをプラス。小顔効果とメリハリのフォルムにリメイクしました。