CUT TECHNIQUE02/AFLOAT JAPAN 鈴木 司×JOEWELLシザーズ|レイヤーオングラデーションで厚みと動きを出す

グラデーションベースでカットして、表面のレイヤーと毛先のセニングで動きやすいスタイルにカットします。ふんわりしたボリュームとカールにした時の動きを出しやすくするカットです。

COUNSELING

グラボブベースにレイヤーを入れて軟毛をふんわりさせる

やや細くて柔らかくペ タンコになりがちな髪質です。スタイリングでまとまりやすくするために、グラデーションベースで毛先に厚みを残して、レイヤーで再現性を高めます。

STYLIST ADVICE

毛先の厚みと動きが出やすいように
グラとレイヤーでカット

AFLOAT JAPAN
ヘアクリエーター 鈴木 司さん

軟毛なのでふんわりしたボリューム感とスタイリングで動きが出やすいようにグラデーションベースで表面にレイヤーを入れてカットします。内部は多めにセニングカットで量感を減らし、毛先はグラデーションラインでセニングを入れて厚みを残しながら動きが出やすいようにします。

TECHNIQUE PROCESS

1/バックのアウトラインをカット。1パネルでノーテンションでチョップカットし板状にする。使用するハサミはXPG-63。

2/サイドのアウトラインのカット。チョップカットでバックとつなげ自然な前下がりのラインにする。

3/そのまま顔まわりと前髪はレイヤーカットでつなげる。

4/トップのモヒカンラインをカット。前方へ30度くらい傾けて前髪とつなげる。

5/トップのカット。パネルを真上に引き出してレイヤーで全体をカットする。

6/前髪のコーナーをカットしてレイヤーを入れる。ベースカットの終了。

7/ドライカット。アンダーセクションの中間から毛先はセニングカットでラインをぼかす。使用するハサミはXPG-W17。

8/ミドルセクションは量感を取るため3ステップくらいでセニングカットをする。

9/表面の髪はパネルの下側のみを少しスライドさせながらセニングカット。グラデーションラインでカットする。

10/サイドはハチまわりの下からパネルを引き出して中間から毛先をセニングカット。

11/サイドの表面はバックと同様にパネルの下側を少しスライドさせながらグラデーションラインでセニングカット。

12/逆サイドも同様にハチ下は中間から毛先をセニングカット。

13/さらに表面はパネルの下側を少しスライドさせながらグラデーションラインでセニングカット。

After

14/カット終了。

CUT TECHNIQUE03/AFLOAT D'L 井上 紗矢香×JOEWELLシザーズ|レイヤーの幅を広く取って重軽のロングにする

Hair&Make/鈴木 司(AFLOAT JAPAN) Photo/生駒 由美 Text/前田 正明 構成/らしさ編集部
取材協力:AFLOAT(アフロート)

※2016年3月8日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税8%の税込価格です。
「あなたの感想」をお聞かせください。
※上のどれかのボタンを押すと編集部宛てに感想を送信できます
最新のらしさ特集
らしさ特集  バックナンバー