クイック施術でおさまり美髪を叶えるストキュアテクニック|HOULe 柏木ゆたかがレクチャーするストレートトリートメント

アイロンの熱でクセを伸ばすのではなく、少しの変化を与えて落ち着かせる。そんな髪に優しいトリートメント効果のストレートです。ダメージレスでツヤ感をアップします。

Before

うねるクセとゴワついて広がる毛先をおさまりよくする

毛量がやや多くふつうの髪質ですが、ゴワついて毛先が広がりうねるクセがあります。そこで、トリートメント効果と低温ストレートで、矯正とは違うおさまりのいいなめらかな髪に仕上げます。

◇ 美容師さんの為の低温ストレート・テクニックプロセス

クセを伸ばすのではなく
おさまりのいいツヤ髪に仕上げる

HOULe 代表 柏木ゆたかさん

従来のストパーのような矯正ではなく、またシステムトリートメントでもない。クセを伸ばすのではなく落ち着かせておさまりのいいツヤ髪に仕上げる、そんな「ちょうどいい」技術がこのストレートトリートメントの魅力です。トリートメント効果の薬剤と低温アイロンの操作で時短も可能です。

1.前処理。ハーフドライの状態にし、ハイダメージ部分にサプリナムXを塗布。

2.薬剤の調合。ストキュア01とサプリナムXを混合する。基本比率は1:1。

ストキュア01とサプリナムXの組み合わせ例

1:1/基本比率

1:2/ダメージが大きい、クセが弱い場合

2:1/ダメージが小さい、クセが強い場合(2:1の場合は中間水洗をしてください)

※ツヤ感をアップさせたい場合、ディープ・モイストライザーを2〜3プッシュ追加。

3.1剤塗布。調合した薬剤が白く見えないくらい薄めにつける。

4.プロテクトシートの準備。アイロンの幅に合わせてシートの端を120℃で熱着。

5.そのままアイロンに差し込む。使い捨てではないので繰り返し使用可能。

6.アイロン操作。80〜100℃の低温設定で、プロテクトシートをかぶせたまま軽くスルー。

7.中間処理。アイロン後に10分間放置し、バッファー剤のA-Aデオを塗布。

8.2剤塗布。ストキュア02を塗布して10〜15分間放置。その後で水洗しアフタートリートメントで仕上げる。

9.ホームケア。ストレート・メモライザーでおさまりと質感が持続。

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Hair&Make/柏木 ゆたか(HOULe) Photo/浅田 敏之 Text/前田 正明 構成/らしさ編集部
取材協力:HOULe(ウル)

※2016年9月6日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税8%の税込価格です。
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