レザーは顔周りなどの細かい作業に最適 手に近い感覚で自由自在にデザイン
レザーは髪が傷む、正確にカットできない…と思っているあなたは時代遅れです!レザーを使いこなしている中島さんに、レザーの特長や上手な使い方などについて、お話を伺いました。
今回の新しいレザー「フェザー スタイリングレザー ショートタイプ」の特長は?
「フェザー スタイリングレザー ショートタイプ」は従来のレザーより持ち手が短くなったため、手に近い所で作業ができるので、細かい作業に向いています。特に耳周りのカットやショートスタイルなどには本当に使いやすいですし、顔周りやウルフなどの複雑なカットを施す場合にも、とても重宝しています。女性は手が小さいので、よりその良さを実感しやすいのではないかと思います。
レザーの上手な使い方、シザーとの違いは?
レザーはシザーほどパツンとした切り口にならず、質感を作るのに適しています。また、髪のなじみがよいので毛束感を出しやすいと思います。感覚的に使えるので、若い世代の美容師さんにおすすめ。デザインの幅を広げるために、ぜひ使ってほしいですね。
ウェットだけでなく、ドライでも使えますか?
たとえばドライ時に毛量を削るのに使ってもOKです。正しい使い方をすれば傷みません。切りっぱなしオンリーの時代が終わり、そこに対応できるのがレザーです。柔らかくカットできるのはもちろんですが、レザーならアウトラインと毛量調節を同時にできますから、手早くカットできるのも魅力です。
プロフィール
サロンワークを中心にセミナー講師として全国を飛び回る他、雑誌の撮影など多方面で活躍中。しっかりとしたカウンセリングと確かな技術で数多くのファンを持つ。