2022年春は、部分的&ちょい見せのデザインカラーがカギ!

2022年春は、部分的&ちょい見せのデザインカラーがカギ!
一時期の“外国人風”や“強いコントラスト”から“部分的”で“ちょい見せ”へと変化したデザインカラーの「今」を、MINXの清水さんにお聞きしました。

一時期の“外国人風”や“強いコントラスト”から“部分的”で“ちょい見せ”へと変化したデザインカラーの「今」を、MINXの清水さんにお聞きしました。

2022年春はどんなカラーがおすすめですか。

少し前はコントラストの強いハイライトやローライトを入れるデザインが多かったですが、最近はコントラストがあまり強くないデザインが人気です。特にインナーカラーなど部分的に少しだけ入れるカラーはどなたでも挑戦しやすく、仕事や学校の都合で髪色に制限がある方でも上から髪をかぶせれば見えなくなるのでおすすめです。2022年もその傾向は続くと思います。逆にコントラストを主張したい、他の人とかぶりたくないという人にはフェイスフレーミングカラーがおすすめです。自分だけの個性的なデザインを楽しめると思います。

デザインカラーに欠かせないブリーチは、髪が傷みませんか?

数年前に比べて飛躍的に薬剤が進化したので、以前ほど頭皮や髪へのダメージは気にならないと思います。どうしても気になる場合は、薬剤を根元に付けずにギリギリの所から塗布したり、一度の施術で一気に全頭ブリーチせずに少しずつハイライトを増やすなどのやり方もあります。リモートが増えたことで髪色を自由に選択できるケースが増え、ブリーチが多くの方に浸透しました。大人女性で白髪をぼかす方法の1つとしてブリーチを使ったデザインカラーをされる方も多く、幅広い方にダメージに配慮しながらデザインカラーを楽しんでいただける環境になってきたと感じています。

2022年春のMINXの「推しカラー」を教えてください。

挑戦しやすいデザインカラーを推していきたいと考えています。部分的に入れるハイライト、イヤリングカラー、フェイスフレーミングカラーなどを、ベージュ系カラーをベースにデザインしていくイメージです。ブリーチ後のオンカラーは暖色系、寒色系、どちらでもよいと思いますが、その方の雰囲気に合わせた色をチョイスし、おしゃれで上品なデザインカラーに仕上げてお客様に喜んでいただきたいです。

清水 豊さん
Profile

流行を取り入れつつ1人1人に合わせた提案で幅広い層から高い支持を集める。カット講師やスタッフ教育担当、セミナー講師としても幅広く活躍中。

オレンジベージュのインナーカラーでおしゃれに|style.01

Hair&Make/MINX Photo/樗木 新(willcreative) Text/森永 泰恵 構成/らしさ編集部
取材協力:MINX(ミンクス)
最新のらしさ特集
らしさ特集  バックナンバー