かなり明るくてダメージの強い髪に色味を加えて、落ち着いたカラーにリメイクします。色の変化ではなく彩度チェンジで色味を加えていきます。
明るくて強いダメージの髪を深みのあるカラーに
髪質はやや細くて柔らかい状態。毛先には強損傷がのダメージがありパサつきが見られます。髪は13レベルで残留色素は黄色味が強く、根元にやや赤みが残っています。
apish ginZa テクニカルディレクター 宮下浩一郎さん
アンヴィエカラーは従来のカラー剤と比較して染まりが早いので、施術はスピーディーを心がけてください。根元の塗布はスライス幅を1cm、中間から毛先は少し厚めでムラなく塗布します。今回は褪色が激しいので中間から毛先はトップから塗布します。今回のレシピは、根元をアンヴィエAB-8でブルーオキシは6%。中間と毛先はAB-8とRB-8(8.5:1.5)でブルーオキシは3%でカラーリングします。
1.前処理。プレシャンプー後にアンヴィエ プレトリートメントを霧吹きで塗布してドライする。
2.カラーリング。薬剤を調合し、バックの根元から塗り始める。パネルは1cmのスライス幅で取る。
3.バックの根元を塗布したら同様にサイドの根元を塗布する。
4.根元の塗布終了。
5.根元を塗布したら中間を塗布する。前処理をした毛先は残す。褪色が激しいのでトップから塗布する。
6.さらに毛先を塗布。ここもトップから塗布。指で馴染ませながらムラなく塗布する。
7.カラーリングの終了。このまま約15〜20分間、自然放置する。
8.カラーチェック。根元から毛先までしっかり色味が入っているかチェックする。
9.シャンプー。アンヴィエ シャンプーでしっかりと洗い流す。
10.アフターケア。アンヴィエ アフターリンスで頭皮や毛穴に残った薬剤を除去。トリートメントをして仕上げる。
11.仕上がり。