1.1食を抜く場合
休日の朝食代わりに:牛乳1本、薄いお茶か水700cc
2.2食を抜く場合
休日の朝食代わりに:牛乳1本、薄いお茶か水700cc
休日の昼食代わりに:牛乳1本、薄いお茶か水700cc
牛乳は低脂肪のものの方がよいでしょう。豆乳でもフルーツジュースでもOK。体力のない方や60歳以上の方は、10時と3時にお豆腐や果物を追加してください。
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ファースティング中に運動すると、さらに不整脈発生の危険が増します。軽い散歩程度にしましょう。
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ファースティングの影響で最初はどんなに水を補給しても脱水傾向になります。「水分をとらなければ、体重ももっと減る」なんて無謀なことは考えないで、充分に水分を摂ってください。またファースティング中はサウナも禁止です。
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ファースティングでは最初の半日で糖分が使われるので、1食か2食の絶食で軽い低血糖発作が起きます。空腹になり、力が抜けて、冷や汗がでて、倒れそうになる、という飢餓感です。ですから辛さを軽減するために、牛乳や豆乳、フルーツジュースなどでカロリーを補給してください。
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普段でも忙しくて1食や2食抜いてしまうことがありますが、これと同じだと精神的な効果はありません。大切なのは「今ミニ・ファースティングしているんだ」ということを自覚してやることです。空腹を自覚することで身体は活性化し、ストレスも消えるのです。
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ミニ・ファースティング中は、いろいろ考えず、できるだけ頭を空っぽにしましょう。いくら身体が活性しても頭の中にストレスが残っていると、自律神経系、内分泌ホルモン系、免疫系がばらばらになって効果が出ません。とにかくのんびり過ごすことです。ということは休日の方がいいでしょうね。
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目的は生活習慣の改善ですから、日常生活に組み込まなければ効果は出ません。繰り返すことが大切です。繰り返すうちに何となく充実感と生命力の高まりを感じる日が、必ずあります。毎週が無理なら、2週間に1度はやりましょう。
ただし風邪などで熱のあるときはやめましょう。
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タバコは神経系に影響を与えます。ミニ・ファースティング中の喫煙は、不整脈を誘発したり、胃や十二指腸潰瘍を引き起こす恐れがありますので、決して吸わないでください。ちなみにミニ・ファースティングは最も楽で簡単な禁煙方法かもしれません。
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1食や2食をぬくミニ・ファースティングなので、復食は自由に食べてOKです。ただし腹八分目にして、柔らかで塩分控えめの方がいいでしょう。
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熱があるときには汗をかいて水分が失われています。だからミニ・ファースティングをすると、さらに水分が失われるので危険です。
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薬を飲んでいる人は、ミニ・ファースティングではなくて、おかゆなどの低カロリー食をすすめます。ただしその場合も、主治医の先生に相談してください。
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ミニ・ファースティングは、「自分体験」「原点体験」が目的です。減量のためではなく、生きている喜びと感動のためにやりましょう。
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