この特集でスタイルを創作していただいたXel-Haのマスターさんと由梨さんと矢ヶ崎さんに、スタイリングレザーの使用感やカットの良さなどを語っていただきました。
Xel-Ha ディレクター
カラースペシャリスト
マスター★★★★さん
カラースペシャリストとディレクターの2つの顔を持ち、afloatグループ随一の頭脳と技術を兼ね備えているスペシャリスト。13年間の美容キャリアでお客さまをハッピーにします。
スウィート系のモード&カジュアルなスタイル提案が得意なスタイリストさん。ヘアスタイルやメイクだけでなく、女性として体も心もきれいになれるアドバイスをしてくれます。
フェミニンやグラマラス系など、女性を輝かせるデザインが人気です。髪のお悩みや自分がなりたいヘアなどどんなご相談でも親身になってアドバイスをしてくれます。
髪を傷めないためにレザーカットはウェットで行う
マスター/このスタイリングレザーは軽くて操作性がよく、カットした時の切れ味とタッチが非常になめらかです。日頃のサロンワークでもレザーを使っていますが、その点が気に入ってます。
由梨/私は女性として、やはり道具が軽いのはありがたいです。また、タッチが柔らかいと、お客さまの不安感も取り除けるので安心して接客できるところが気に入ってます。
矢ヶ崎/特に、ウェットでカットした時に切れ味の良さを実感しますね。デザインを作る上でもまた作業効率を考えた上でも、切れやすい道具を使うことが鉄則ですから。
マスター/レザーはウェットカットに適していると思います。ドライカットだと突っ張るような抵抗感があるので、髪を傷めないためにも日頃からレザーカットはウェットで行っています。
パーマと連動させて柔らかい質感をレザーで作る
由梨/レザーはハサミと違って、毛先に柔らかいラインが作れるのが特長だと思います。質感がソフトになるので、そんなニュアンスを作りたい時に便利です。
マスター/Xel-Haでは、毛先の柔らかいスタイルをご提案していますが、お客さまの再現性を考えた時に毛先をおさまるようにしないといけません。そんな時はハサミでアウトラインを整えるなど併用することが望ましいです。レザーはパネルの表面を削ぐようにカットして量感を調整することができます。セニングではラインがつくし、スライドカットではパネルを薄くすることができません。そんなカットができるのもレザーのメリットです。
矢ヶ崎/これからはパーマと連動させて、柔らかい質感ヘアを作る時にこのレザーをもっと活用していきたいですね。パーマをかけた髪にも、レザーは操作性のいいツールだし、表情をつけやすいのでどんなレングスにも応用できます。
由梨/最近のスタイルは重さを残しながら動きを出した重軽ヘアが人気です。そんな新しいスタイル提案をする時に、レザーカットが大変重宝すると思います。