apish 坂巻哲也が教える立体感パーマ|3Dメッシュシートで立体感を出すパーマテクニック

動きの出ない髪に、立体的な束感カールを作ってふわくしゅのパーマに仕上げます。
ポイントは3Dメッシュシートが可能にするグラデーションカールによる動きです。

テクニックアドバイス/リバースとフォワードを交互にして立体的なカールにする

apish 代表 坂巻哲也さん

3Dメッシュシートは、根元がふんわりして毛先に向かってカール感が徐々に強くなります。そのグラデーションカールの効果を狙って立体的な束感カールを作ります。ワインディングはリバースとフォワードを交互にして細かい束感に仕上げます。

3Dメッシュシートを使ったパーマテクニック解説

Before(カウンセリング)

動きの出ない髪にミックスカールで立体感を与える

髪質は普通ですが、動きが出にくくつぶれやすい状態です。そこで、3Dメッシュシートとピュアマーメイドを使ったパーマシステムで立体感のあるミックスカールに仕上げます。

3Dメッシュシート
&ピュアマーメイド

立体的な質感パーマを実現する画期的なメッシュシートと髪に優しいカーリング剤。

cosme soda Pro(業務用)

無香料・無着色の重炭酸タブレットで古い角質や汚れを浮かせ、頭皮を洗浄してツヤとハリを与えます。

従来の発想にとらわれない独自性豊かな商品創りと、より多くの方々に喜んでいただける商品創りをモットーに多彩な美容商品を開発。

1/1剤塗布。前処理の後、カールを求める部分にピュアマーメイドを塗布してつけ巻きで行う。

2/3Dメッシュシートをパネルにあてがう。毛先は中央に集める。

3/ワインディング。ロッドをあてがい毛先から巻き込む。ワインディング終了後に加温する。

3Dメッシュシートの坂巻流裏ワザ・マル秘テクニック

4/ワインディング終了。フロントからトップは17・20・23mmで徐々にサイズアップ。サイドは11mmでバックは13mmと11mm。上段はリバース、下段はフォワードから巻き始めて交互にミックスしてバイアスで巻く。

5/テストカール。この後、cosme soda Proで中間水洗をして加温をし、2剤のピュアマーメイドアフターを塗布して仕上げる。

After

ミックスカールで作る躍動的な動きと立体感のパーマヘア

サイドとバックはミックスカールで躍動的な動きを表現。さらに、前髪にかかるトップはヴェールのような軽さを出しています。台形ベースのジオメトリックなフォルムに仕上げて、ソフトでさらに可愛らしさを演出。スタイリングでの再現性もアップです。

3Dメッシュシートの坂巻流裏ワザ・マル秘テクニック

apish 坂巻哲也が教える透け感パーマ|3Dメッシュシートで透け感を出すパーマテクニック

Hair/坂巻哲也(apish) Make/小俣つかさ(apish) Photo/浅田敏之 Text/前田正明 構成/らしさ編集部
取材協力:apish(アピッシュ)

※2013年4月2日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税5%の税込価格です。
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