Special Talk 宮村浩気が語るアフロートの最新カットテク|最新シザーとテクニックで可能にするアフロート流カット

多くの女性から支持されるアフロートのスタイル作り。それを可能にするカットテクニックや使用するオリジナルシザーに関する秘訣を宮村浩気さんに語っていただきました。

AFLOAT CEO 宮村浩気さん

『女性を必ずきれいにする』をモットーに、その人のなりたい美しい髪を創造するトップヘアデザイナー。常に高度なテクニックを駆使し最先端のトレンドを発信。サロンワークを中心に、CM・テレビ・雑誌等の撮影でヘアメイクとして国内外で活躍し、タレントやプロモデルからも高い信頼を得ています。

スタイリングでの再現性や機能性を高めるカットテクニック

アフロートのカットは、まず仕上がりを想定してきちんとベースを切るところからスタートします。そして、重要な「毛量調整」と「質感作り」のカットテクニックを駆使して最終的にヘアデザインを完成します。これは、デザインをより印象的に仕上げるために細かいディテールを作るだけでなく、スタイリングでの再現性や機能性を高めるためでもあります。そのテクニックの1つが「カーブセオリー」です。これは、パネルにゆとりを持たせて毛先を扇状に広げ、丸みを持ったラインでカットするテクニックです。このカットテクニックにより、曲線を描きながらナチュラルでソフトなラインを実現します。

アイロンを使って巻き髪を作りやすいカットを心がける

サロンワークでは、カウンセリングを通じてお客さまのご要望やなりたいイメージなどを瞬時に読み取り、そこから最適な技術でデザインを創作していきます。さらに、スタイリングでアイロンを使って巻き髪にする方が多いので、カールを作りやすいカットを心がけています。髪がふんわりして動きやすい髪は、そうなるカットテクニックが隠されています。それを可能にするために、私がシザーに求めるのは「操作性」です。この操作性とはカットの切れ味だけでなく、自分の手に馴染んで一体感を感じられるという意味です。美容師なら自分が使うハサミにこだわりと愛着を持っています。

細かい質感作りが可能になった新しいセニングシザー

私がサロンワークで使うカット用シザーは、女性の美容師さんにも使っていただけるようにピンクゴールドに加工されています。切れ味はソフトな質感で手に負担がかからない優しい使い心地です。そんなジョーウェルのアフロート・シリーズに2本の新しいシザーがラインナップしました。クシ刃の刃先に小さな溝が加工されており、それぞれカット率が10%と20%に分かれています。量感を調節するだけでなく、細かい質感作りに最適なセニングシザーです。プロが求める最高のアイテムとして、多くの美容師さんにお試しいただければいいですね。

AFLOATオリジナルカットテクニック解説 美容師さん必見|For Professional

Hair/宮村浩気、金子 史、西本 悠、井上紗矢香、鈴木達也 Make/金子 史、西本 悠、井上紗矢香、鈴木達也、高橋雄佑 Photo/生駒由美 Text/前田正明 構成/らしさ編集部
取材協力:AFLOAT(アフロート)

※2014年3月4日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税5%の税込価格です。
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