スタイルの詳細|輝くようなツヤ感としなやかなフォルムを発揮した美髪ロング
髪にうるおいを与えてまとまりを良くするオールラウンドのストレートパーマシステム「リックスDSSシャイニングストレート」のテクニックを解説します。的確なカウンセリングで使用する薬剤を選定し、理想の髪質にリメイクして満足のいくデザインに仕上げます。
◆ Before クセのある硬い髪をまとまりのあるツヤ髪にチェンジ




髪質はやや太くて少し硬さがあり、うねるクセがあります。さらに、毛先10cmには中損傷のダメージが見られます。そこで、シャイニングストレートで髪質を整えてまとまりのある艶やかなヘアスタイルにリメイクします。

Technique Process ― 美容師さん必見!シャイニングストレート・テクニック ―

< Stylist Advice >
クセやダメージに応じて薬剤をチョイス
1剤はダメージやクセの強さを確認して選定し、部位に応じて塗り分けます。例えば、根元はメガハード、中間はハード、毛先はソフトといった感じです。根元から毛先まで均一の状態なら単品で塗布しても構いません。今回は毛先10cmに中損傷のダメ―ジが見られたので中間までメガハード、毛先はハードを塗布しました。
美容師さんのためのストレートパーマテクニック

1.カウンセリング。毛髪の損傷度合いとクセの強さ(根元・中間・毛先)を確認して使用する薬剤を決める。

2.プレシャンプー。DSSシャンプーで髪と頭皮を優しく洗う。頑固なスタイリング剤にはRSリムービングシャンプーを使う。

3.前処理。必要個所に応じてケラへマを塗布。ストレートパーマの持続性を高める。

4.1剤塗布。ここでは根元から中間までメガハードを塗布。

5.毛先はダメージがあるのでハードを塗布して塗り分ける。


6.放置タイム。自然放置で7〜15分。髪質に応じて加温する場合は5〜10分。放置後に軟化チェックをする。

7.水洗。しっかりと1剤を洗い流す。

8.コラーゲン希釈水塗布。20倍希釈のコラーゲンパウダーを塗布してアイロンの熱から髪を守る。

9.ドライ。ハンドラで80%くらい乾かしてツインブラシで伸ばしながら完全ドライ。

10.アイロン操作。温度設定は140〜180℃、スライス幅は1〜2cm。クセやダメージ度合いに応じて設定やスルーの回数を調整する。

11.毛先は32mmのカールアイロンで1カールだけ巻いて丸みを作る。

12.phコントロール。アシッドイコライザーを塗布して2剤の酸化作用をサポートする。

13.2剤塗布。根元から毛先までムラなく均一に塗布する。

14.自然放置。髪の状態を確認しながら5分を目安に放置する。

15.水洗。2剤をしっかり流した後にDSSトリートメントを塗布してよくすすぐ。

16.仕上げ。タオルドライをした後にDSSヘアオイルセラムを塗布する。

17.ドライ。




18.終了。この後、さらにDSSヘアオイルセラムを塗布してスタイリングをする。
After



